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MILLI 独占インタビュー@Shibuya eggman~悔しいか?世界!MILLIの初ソロコンサートは東京だ!

2025年6月9日 配信

世界最大級の野外音楽フェスティバル「Coachella(Coachella Valley Music and Arts Festival)」や中国最大の音楽フェスティバル「STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL」、日本の国際音楽フェスティバル「サマーソニック」など、名だたる音楽フェスに登場し、多くのオーディエンスを沸かせてきたタイを代表するラッパーでシンガーのMILLI。
2022年には英BBCが「社会に影響を与える100人の女性(100 Women)2022」に選出するなど、音楽面だけではなく、発言や行動が世界から注目される存在だ。



「MILLI タイフェスティバル東京EVEスペシャルライブ」の発表を聞いた時には、胸が高鳴った。
国際的な大型音楽フェスでしか見ることができないと思っていた彼女を、Shibuya eggmanで間近に見ることができるというのは、今後ない奇跡かもしれない。
世界の大型フェスを制してきたMILLIだが、意外なことにソロライブはこれが初めて。
そう、この記念すべきステージは、彼女の生まれたタイではなく、ヒップホップ発祥の地、アメリカでもない。私たちの国、日本だった。

「悔しいか?世界!羨ましいか?タイランド!」

大声で叫びたくなるような、誇り高い喜びの中、MILLIのインタビューが決まった。F.HERO x MILLI Ft.Changbin (Stray Kids)の『Mirror Mirror 』や本年リリースされた『ONE PUNCH』など、プレイリストに入っている曲もあり、親しみは感じていた。しかし、相手は世界を舞台に活躍するMILLIだ。一体、どんなスーパーアーティストなのだろうか。緊張を抱きながら、Shibuya eggmanへ向かった。

しかし、その緊張はMILLIの飛び切りの明るさと、とてつもない可愛らしさのONE PUNCHで、完全に吹き飛ばされてしまうのだった。

MILLI 
https://www.instagram.com/phuckitol/
https://web.facebook.com/MILLIOfficial
https://www.tiktok.com/@milliyormlenlaew
https://x.com/millimdk
https://www.youtube.com/@milliofficial13/featured

サマーソニック東京2023出演時は日本語の歌詞も披露

MILLI:ハロー!ハロー!(満面の笑顔)

ーーサワッディカー!今日はよろしくお願いします。MILLIさんの日本公演は2023のサマーソニック東京以来ですよね?

MILLI:そうです。サマソニ以来ですね。

ーーサマーソニック東京では日本語の『いい加減別れちゃえばいいのに』という日本語歌詞の曲を歌ってくれましたよね?

MILLI:そうです!オオ、知ってますか?

ーーはい。チェックしていました。かわいいし、面白い歌詞ですよね。日本語で歌うのは難しかったですか?

MILLI:とーっても難しかったです(笑)!発音は簡単なんだけど、私たちタイ人は「ち」c・h・i、「つ」t・s・u、「ズ」z・uが、あまり得意ではないんですよ。
その練習が大変でした。
『いい加減別れちゃえばいいのに』は元々タイ語と英語の歌詞なので、日本語の歌詞は、日本語の先生に訳してもらったんです。

ーー友達の彼との悩みにアドバイスをする歌詞でしたね。MILLIさん自身も友達の恋愛相談に乗るようなアネゴ肌の方なのかしら?

MILLI:そうですよ(笑)。いつも友達から恋愛相談ばかり受けてます。だからその経験を歌詞にしたんですよ。
現曲名は 『BOY PABLO( บอยพาโบ้ )』。私が作った言葉なんです。この場合「BOY(บอย)=彼」ですよね。 โบ้(BLO)は犬を現わしています。
友達が恋愛相談してくる時、「あーもう、別れる!今度は絶対別れる!」って言ってくることありませんか?

ーーありますねー(笑)。

MILLI:真剣に相談に乗ってあげて「本当に別れた方が良いよ!」って言うじゃないですか。話は別れることにまとまったのに「結局仲直りしてるじゃない!」っていう事が多いんですよ。

ーーあるある(爆笑)。

MILLI:タイでは、そういう事があった時「私まるで犬みたいじゃん!」って言い方をするんです。タイジョークですね(笑)。

ーー面白いですね(笑)。MILLIさんのlyric(ラップにおいての歌詞部分)や歌の場合の歌詞は、どれもすべてユニークなのですが、全部自分で作っているんですか?

MILLI:タイ語と英語のlyricや曲の歌詞は自分自身で作っています。
『BOY PABLO』はコラボしたBowkylionと一緒に歌詞を作ったんですよ。コラボの時は、コラボするアーティストと、フレーズを分けてそれぞれ書くこともありますね。

生まれて初めてのソロライブが東京!

ーーCoachellaや、STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL、サマソニ、ほかにもMILLIさんは本当に大規模な国際音楽フェスでパフォーマンスを披露してきましたよね?Shibuya eggmanは有名なライブハウスではあるんですが、小さめのハコです。ハコ的には物足りないのでは?

MILLI:いや、ぜーんぜんそんなことないですよ。むしろとっても嬉しいです。
今までの大きなステージっていうのは、全部フェスじゃないですか。たまたま通りかかって「ちょっと見てみようか?」とか、前後のアーティストを目当てに待っていて「ついでに見ようか?」という人たちも多いはずなんですよ。でも、今回のShibuya eggmanは違います。この会場に集まるお客さんは、みんな私の事を見るためだけにチケットを買って集まってくれているんです。
そう思うと、Coachellaより、今回のほうが嬉しいですよ。しかも私にとって生まれて初めてのソロライブが東京で、タイ人だけじゃなくて日本人もたくさん見に来てくれるなんて、本当に本当にうれしい!

ーーSNSでも「MILLIがShibuya eggmanで見られるなんて、凄く貴重!」って言うタイエンタメ好きの皆さんの声が沢山流れてきていました。

MILLI:うわー!本当?私も私も!

ーー(笑)

BBCも取り上げた伝説のカオニャオマムアンを食べながらのパフォーマンスの理由

ーーMILLIさんと言えば「Coachella」で、国際的なニュースとなったカオニャオマムアン(マンゴーともち米にコンデンスミルクをかけて一緒に食べるタイ伝統のスイーツ)を食べながらのパフォーマンスが有名ですね。どうして「Coachella」でカオニャオマムアンを食べようと思ったんですか?

カオニャオマムアン ข้าวเหนียวมะม่วง

MILLI:ノリ(笑)!

ーーええ(笑)?

MILLI:『マンゴースティッキーライス』(※タイトルはカオニャオマムアンの英訳)のパフォーマンスの時だったんですけど、みんなと打ち合わせしたときに「タイトルが『マンゴースティッキーライス』だし、カオニャオマムアン食べながら歌ってもいい?」って聞いたら「ああ!良いじゃん!面白そう!食べちゃえばいいよ~!」ってみんな盛り上がっちゃったんですね(笑)。
じゃあ、食べようかな?って言う感じで(笑)。

ーーBBCは「MILLIはカオニャオマムアンをステージ上で食べ、タイのステレオタイプや政府に挑戦し、バイラル・センセーションを巻き起こしました。」とコメントしていたそうですが…(笑)

MILLI:そんな狙いはないです(笑)…ノリです。でも、その後、タイでもカオニャオ(もち米)が売り切れたって言う現象を聞いた時には、とても光栄に思いましたけどね。

世界中のステージに立つMILLI。オーディエンスの違いは?

ーー世界中でライブをするMILLIさんですけど、やっぱり盛り上がり方って違うものですか?

MILLI:そうですね。どの場所も盛り上がりが違うからこそ、全部思い出に残っているんですよね。
なぜかというと、国によってかなりオーディエンスの雰囲気が違うんですよ。例えばアメリカのフェスだと、ヒップホップ聴いている層とか、ラッパーのステージにはマッチョな男性集団が「ウォオオオーイ!」ってモッシュしていることが多いんですよ。で、東南アジアの国々のフェスに出ると、みんなタイ語で歌える!

ーーみんなタイ語の歌詞を勉強しているんですね!

MILLI:ほんとにそう!フィリピンやカンボジアに行くと、本当に凄い。みんな全力で私の歌をタイ語で歌ってくれます。
それで、日本はカワイイ(笑)。

ーータイ人アーティストに日本人のライブの印象を聞くと、皆さんそうおっしゃるんですよねえ。

MILLI:私の曲は、ダンスしたり、ヘッドバンギングしたくなったりすると思うんですけど、日本人は手を振って「ハイ、ハイ、ハイ」みたいな感じで、整然としたノリ方をするんですよ。それがすごーくカワイイんですよ。

エンタメの世界に入る時、ラップだけはうまくいった

ーーMILLIさんはいつからラッパーになろうと思っていたんですか?

MILLI:いつからだったかはよく覚えていないんだけど、最初はラッパーになりたかったわけではなく、エンタメの世界に入りたかったんですよ。

ーーそうだったんですか?てっきり世に訴えたいものがあるのだと思っていました。だって高校生の頃、生徒会長だったんですよね?

MILLI:あはははは(笑)。よく知っていますね。そうです、そうです。高校2年生の時ですね。

ーー選挙で選ばれたっていうことは、当時から人気があったっていうことですよね?

MILLI:まあ、私はお笑い系のキャラだったから、みんなを笑せる担当だったんですよ。それで、みんなおもしろがって投票してくれたんだと思います。当時から声が大きかったんですよね。選挙演説も、ちょっとうまかったから(笑)。

ーーちゃんと主張できるっていうのと、声の大きさはラッパーの基本中の基本ですよね(笑)!高校生の時から素質があったんですね。

MILLI:でしょ?そう思いますよね?
当時はとにかく全部にチャレンジしていました。モデルのオーディションやシンガーのオーディションも受けました。でも、私は背がそんなに高い方ではないので、タイでモデルは難しい。歌手もそんなにうまくいかなかった。でもなぜかラップだけはうまくいってたんですよ。
「おっ?私はラップで良いいんじゃない?」っていう感じ。これが私の道だと思いました。そしてそのまま今に至ります。

ーーラップって英語が必須なところあるじゃないですか。昔から得意だったんですか?

MILLI:いや、英語は、そんなにうまくはないかなあ~(笑)、と個人的には思っています。

ーーいや、いや、いや、それは謙遜ですよ。

MILLI:留学をしたこともないんですよ。普通のタイの教育を受けて育ちました。ただ、洋楽だけはずっと聴いてきたし、英語の映画をずっと見てきました。そうですねえ…確かに英語の練習や発声はかなり努力はした方だと思います。
実は、欧米人の彼が欲しかったので、出会い系アプリをやっていました(笑)。

ーー…(爆笑)正直ですね。

MILLI:あ!練習ですよ!英語の練習で(笑)!

ーーMILLIさんは、どんなアーティストに影響を受けたんですか?

MILLI:最初の頃はNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)。それからKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、Doechii(ドーチ)、Tyler, The Creator(タイラー,ザ クリエイター) 。他にも大好きなアーティストが沢山いるんですよ。

全ての不平等を『ONE PUNCH』で片付けてやる!

ーー最近『ONE PUNCH』ばかり聴いているんですよ。ハードコアにラップが乗ってくる曲が大好きで。

MILLI:おおー!アリガトウゴザイマス。

ーーEminem(エミネム)が出てきますね。

MILLI:Eminemの歌詞を引用したから「Eminemだって言ってるじゃない?」ってきちんと名前を出しました(笑)。

ーー『ONE PUNCH』にはMILLIさんのどんな思いが込められていますか?

MILLI:『ONE PUNCH』は女性の代表として、社会と戦っている歌詞です。
昔はもっと大変だったと思うけど、今も男性と比較すると、女性の方が権利を認めてもらわなければいけないことってたくさんあるじゃないですか。
アーティストとしてもそう、スポーツもそう。ムエタイだって「女性だから」って言われてしまう。どうして女性はこんなに頑張らないといけないの?っていう怒りとか。
不平等や怒りを『ONE PUNCH』で全部やっつけてやる!っていう思いを込めています。

ーー『ONE PUNCH』と言えば、最近MILLIさんがボクシングの試合?練習?をしてる動画を見ましたよ。

MILLI:元々ボクシングが大好きなんです。大学の頃からずっとムエタイをやっているんですよ。

ーー凄いですね!しかも男性と試合をしていませんでしたか?

MILLI:強くなるために練習は男性と。タイに帰国したらリングに上がるんですよ(去る2025年5月17日の試合のこと)。
そのために男性と練習して、リングでは中国の女性ボクサーと戦うんです。
ストレスが貯まったらボクシングが最高に気持ちが良いんですよ。パンチが一番!「ROPE A DOPE」って言うムエタイジムまで作っちゃいました。

アーティストコラボが多すぎて検索しないとわからない

ーー最近、映画『The Red Envelope』のテーマ曲でPPさん(クリット・アンムアイデーチャコーン)とコラボしていましたよね。Tilly Birdsとのコラボ曲も大変なヒットとなった訳なんですけど、一番印象残っているコラボレーション曲はどの曲でしょう。

MILLI:うわぁ、むずかしい質問ですね。なぜかって言うと、自分でもコラボ曲が多すぎて、覚えきれないくらいコラボしているんですよ。検索しないと全部出てこないですね(笑)。
うーん、でも一番印象的だったのは『Mirror Mirror』かな。

ーー『Mirror Mirror』大好きです!F.HEROさんとStray KidsのChangbinさんとのコラボですね。

MILLI:そうです。これはね、ラップがとにかく早くて、難しかったんですよ。最初はできなかったんですけど、とにかくできるまで練習しました。

ーーあのMVのMILLIさん、とにかくキュートでかっこよくて、余裕しか感じませんよ。練習しまくったとは思えない。

MILLI:おいつ(喜)!アリガトウゴザイマス。

今回の日本滞在は短くて良かった…その理由は

ーーMVやライブでもそうですけど、MILLIさんいつもファッショナブルですよね。どんなショップでお買い物するんですか?

MILLI:ビンテージが好きなので、ビンテージ専門の服屋で買うことが多いかな。

ーー日本でショッピングはできそうですか?

MILLI:(唐突に)今回の日本滞在は短くて良かったです。

ーーえ?どういう意味ですか(笑)?

MILLI:ショッピングはできる時間がないのは、逆に良い事だと思いました(笑)。
2023年のサマソニでの来日の時なんですけど、日本で爆買いしちゃったんですよ。あれはまずかった(笑)。私、時間があったら何かしら買いまくっていますからね。

MILLIの今後の目標は?

ーーMILLIさんの今後の目標を教えて下さい。

MILLI:ソロコンサートの目標は、今日ここ東京で叶いますね。
直近では次のアルバムが6月にリリースされるんで、まずはその仕事を頑張ります。そのアルバムのツアーもあります。

ーーおお!(拍手)

MILLI:今度はタイでソロコンサートをして、その後、ソロコンサートツアーで世界中の国をまわってみたいです。

ーーいやー、でも、本当にMILLIさんの初ソロライブが日本って凄いことですよね。これは日本人は自慢していいですよね?

MILLI:…(笑)。ラッキーだと思ってくれたら嬉しいです。

日本のファンの皆さんへ

ーーでは日本のファンの皆さんに、メッセージをお願いします。

MILLI:これまでも応援してくれて、本当に本当にありがとう!近々日本のアーティストとのコラボ曲をリリースします。
日本の女性ラッパーと、それから日本のガールズグループ。
楽しみにしていてくださいね。

取材を終えて

インタビュー後、記念すべきMILLIの初ソロライブに参加した。
ある程度、どんな曲をどのように表現するのか、想像していたつもりだったが、そんな自分に絶望した。
MILLIのパフォーマンスは、例え一部であっても生で見るまでは想像してはいけなかったのだ。

とんでもないアーティストを目の当たりにしてしまった。

ヒップホップ、ハードコア、R&B、ロック。彼女の表現するジャンルはラッパーという範囲に限定するには広い。そして、彼女にしかできない方法で、タイの曲、タイの言葉を全世界に発信している。
例えば、タイ独自の音楽ジャンル、ルークトゥン(「タイの演歌」と表現する人もいるが昔から「地方色のある歌謡曲」の方が近いと言われている)とヒップホップ要素をMIXした『HEY HEY』では、場内がヒートアップ。まるで村の祭りに紛れ込んだような独自のグルーブが生まれた。この曲はMILLIがルークトゥン歌手の大御所、アパポーン・ナコンサワンとコラボしたものだ。
そして『SATU』では、タイの寺院など厳かな場所でしか聞かない「SATU(サトゥー)」という言葉を爆音に乗せ、オーディエンスにワイ(合掌)をしながらを煽る。まさか「サトゥー」の絶叫が、Shibuya eggmanに響き渡る日が来るとは夢にも思わなかった。

日本も同様だが、ヨーロッパやアメリカなどでは音楽ジャンルが細かく分かれており、あるジャンルに属するアーティスがいきなり他のジャンルに転向することは少ない。だから「このジャンルの曲を聴きたいから、このアーティストが好き」というセレクトができる。
一方でタイで今、主流となっているT-POPは幅広く、ロックやヒップホップ、R&B、通常のポップスジャンルもT-POPに含まれた表現をされることが多く「あれ?このアーティストってこんなジャンルの曲もやるんだ?」という驚きに遭遇することがよくある。
それはT-POPという広い枠の中だけではなく、MILLIという1人のアーティストにしても同様だった。ラッパーだからと言って、ヒップホップだけではない。

MILLI本人はと言うと、これまで日本人オーディエンスに抱いていた「かわいい」というイメージがこのライブで変わったようだ。
「えっ?どうしたの?今日みんなクレイジーだよ?」と驚愕していた。
日本人はジャンルによってノリを変える。この日は「タイのアーティストだから」といって見に来たオーディエンスだけではなく、ラッパーのMILLIを見に来た人も多い。様々なジャンルの音楽好きが集ったサマーソニックのオーディエンスとも異なる客層となったはずだ。
それをわかっていただけたのかもしれない。
初めてのライブを終えたMILLIは感極まって涙した。
世界のMILLIを渋谷で泣かせた我ら日本人オーディエンス、最高かよ!

撮影 吉田彩緒莉

キュートで力強いMILLIに魅了されたまま、この取材記事をまとめていた所、88risingが主催するLAでの音楽フェスティバル「Head In The Clouds」のMILLIの出演シーンがSNSで流れてきた。
レジェンドムエタイチャンピオン、ブアカーオ・ポー.プラムックと共に『ONE PUNCH』を披露するMILLIと、6月リリースのアルバム『HEAVYWEIGHT』のR&Bナンバー『MENACE』のMVが公開され、こちらはセクシーで大人っぽい、これまでとは全く異なるMILLIがいた。
恐るべしMILLI。一体いくつの顔を持っているのだ?
MILLIはもちろんのこと、MILLIを生み育んだタイと言う国のポテンシャルの高さを再認識したのだった。
MILLIはワールドクラスのアーティストであると同時に、タイの文化を発信するアイコンだ。彼女を通してタイを好きになる人が更に生まれることだろう。

ああ、次の旅はMILLIのライブを見るために、タイへ行きたい。

[取材・文:吉田彩緒莉(Saori Yoshida/Interview・text)]
[通訳:SHIF]

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