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タイ・バーツ高進行、経済への影響に懸念~政府・中銀が対応検討(1バーツ=4.92 円 12/16)

2025年12月16日 配信

財務相代行が警戒、中央銀行は金取引を監視強化

タイのエクニティ・ニティタンプラパット財務相代行は、タイ通貨バーツが経済構造で対応可能な水準を超えて上昇しており、経済への影響が懸念されるとの認識を示しました。2025年12月15日のバンコクポストが伝えています。

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同氏によると、バーツ高は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを背景とした資本流入が主な要因で、輸出主導型のタイ経済にとって過度な通貨高になっているとしています。バーツは最近、対米ドルで約4年半ぶりの高値水準に達しました。

こうした状況を受け、政府は輸入の前倒しや外貨建て債務の早期返済を進めることで、バーツ高の抑制を図っています。

一方、タイ銀行(中央銀行)は、為替相場の変動を抑えるため、金取引業者による外貨先物取引への監視を強化しました。金融機関に対し、金の海外取引に伴う外貨売却について、取引の実態を確認するための書類提出を求めています。

民間調査機関は、米ドルの回復が遅れる可能性があるとして、短期的にバーツ高が続くとの見方を示しています。

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