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タイ警察中央捜査局(CIB)は、SNSを賑わせる“過激ダンス動画”の急増を受け、法的リスクと悪意ある拡散への深い懸念を表明した。
布一枚、下着一枚──思わず目を疑うような大胆な踊りが、いま“高齢者の手”によって投稿されている。笑いか? 解放か? それとも挑発か? その本意を知る者は、もはや投稿者本人すらわからないのかもしれない。
それは偶然だったのか、あるいは必然だったのか。果たして、その真偽を見極められるのは、天のみだったかもしれない。
CIBによれば、こうした動画の一部は「わいせつコンテンツ」に該当する恐れがあり、タイのコンピューター犯罪法第14条(4)により、最大5年の懲役、または10万バーツの罰金が科される可能性がある。
だが──本当の危機はその先にある。動画が一度でもアップロードされれば、それはネットの海へと放たれる。「消したつもり」は通用しない。悪意ある編集、捏造されたシーン、そして“あなたの顔”が武器として使われる日が来る。
CIBは、身代金を要求するような脅迫や、名誉を傷つけるデジタル罠の存在にも言及した。
視聴数は一時、名声は幻。それでも“踊らずにはいられなかった”のだろうか。そう心の中で叫んだかどうかは不明だが、少なくともCIBは、こう問いかけている。
「その1クリック、本当に必要か?」
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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