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2025年、アジアの鉄道インフラはかつてない進化を遂げています。アフリカの大手ニュースメディア『Vanguard News』が発表した最新レポート「Top 10 Asian countries with best rail systems in 2025」によると、アジア各国の鉄道網が経済成長と技術革新の主役となっています。
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このランキングでは、鉄道王国として知られる日本を抑えて中国が首位を獲得。そして、東南アジアの「鉄道ハブ」を目指すタイが第7位にランクインするという注目すべき結果となりました。
ランキングのトップ層は、圧倒的な技術力と規模を誇る東アジア勢が占めています。
中国は、数万キロメートルに及ぶ世界最大の高速鉄道(HSR)ネットワークを背景に首位を獲得しました。時速300kmを超える運行が日常化しており、スマート信号システムや物流の統合など、テクノロジー面でも世界をリードしています。
日本は惜しくも2位となりましたが、新幹線に代表される「正確性」と「安全性」は依然として世界最高峰です。数十年にわたる事故フリーの運営と、緻密な運行スケジュールは、今なお世界中の鉄道システムの模範(ゴールドスタンダード)とされています。
KTXによる主要都市間の高速移動に加え、ソウルを中心とした高度なデジタル地下鉄システムが評価されました。リアルタイム情報提供やキャッシュレス決済の利便性で高いスコアを記録しています。
今回、タイが第7位に選出されたことは、東南アジアのインフラ勢力図が塗り替えられていることを示唆しています。
タイ政府が推進している「高速鉄道プロジェクト」や「複線化事業」が大きな評価ポイントとなりました。特にバンコクを起点に隣国や中国までをも繋ごうとする戦略的な動きは、タイを単なる通過点ではなく、地域の物流・交通の「要」へと押し上げています。既存路線の近代化による安全性向上も、ランクインを後押ししました。
レポートで選出されたトップ10の顔ぶれは以下の通りです。
| 順位 | 国・地域 | 主な特徴 |
| 1位 | 中国 | 世界最大の高速鉄道網、スマート技術 |
| 2位 | 日本 | 圧倒的な正確性と安全性(新幹線) |
| 3位 | 韓国 | KTXと高度なデジタル地下鉄網 |
| 4位 | インド | 巨大ネットワークの電化と高速化 |
| 5位 | インドネシア | 東南アジア初の高速鉄道導入 |
| 6位 | ベトナム | 南北高速鉄道の野心的な開発計画 |
| 7位 | タイ | 戦略的ハブ化と複線化プロジェクト |
| 8位 | シンガポール | 効率性とメンテナンスの究極形 |
| 9位 | 香港 | MTRの高い経営効率と中国本土との連結 |
| 10位 | マレーシア | 都市間鉄道の電化と近代化 |
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