パタヤ・ジョムティエンビーチでアメリカ人高齢男性が溺れて意識不明の重体

タイ東部チョンブリ県パタヤのジョムティエンビーチ（ドンタンビーチ付近）で2025年6月21日昼12時30分ごろ、外国人観光客が溺れて意識を失っているとの通報があり、海難事故対応部隊が現場に出動しました。各報道が伝えています。

通報を受け、ソーワンボリブン財団の水上救助チームが現場に急行。ビーチには年配の男性が水着姿で倒れており、意識・脈拍ともに確認できない状態でした。救助隊はすぐに心肺蘇生（CPR）と自動体外式除細動器（AED）による救命措置を施し、市内の病院へと搬送しました。

当時の現場は風が強く波も高い状況で、男性は荒れた海に入った直後、強い波にのまれて姿が見えなくなったとみられています。周囲の観光客が異変に気づき、海から引き上げて警備スタッフに連絡したということです。

救助時点では、数分間水中にいたと見られ、かすかに脈はあるものの、昏睡状態が続いています。事故前には筋力低下の治療を受けていたことも分かっており、これが影響した可能性も否定できません。

この男性は現在も重体で、予断を許さない状況が続いています。