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タイ南部のカレーであるマッサマンカレー(タイ語でแกงมัสมั่น ゲーンマッサマン)といえば、2020年のCNNトラベル「世界のベスト料理50」のトップに選出された“世界一美味しい料理”。 そんなマッサマンカレーに、兵庫県佐用町産コオロギがトッピングされました。
兵庫県佐用町のコオロギ生産チーム「虫の恵み社」が開発した「こおろぎカレー マッサマン風」が、2021年3月1日よりTAKEOでの取り扱いが開始されました。
マッサマンカレーは2011年に世界一おいしい料理に選ばれたタイのカレーで、イスラム教徒の戒律に従って具材には鶏肉、ジャガイモ、ピーナッツなどが入り、ココナッツミルクの濃厚な風味が特徴です。
今回の「こおろぎカレー マッサマン風」ではお肉は一切使用せず、佐用町産コオロギだけで勝負した甘口のカレーです。さらに炒め油には佐用町南光ひまわり館さんが作った佐用町産ひまわり油を採用し、地元の産業にも貢献しています。
本品にはゴロゴロしたジャガイモと落花生とともに、大ぶりなコオロギが1袋あたり7~8匹(ばらつきがあります)入り、見た目のインパクトが抜群です。ココナッツが効いたエスニックな雰囲気が漂う、甘口でやさしい味わいのカレーです。
虫の恵み社は兵庫県佐用町に根ざしたコオロギ生産チームです。虫の恵み社のコオロギは同じ佐用町の豆腐屋さんから分けてもらったおからを主食として育ったフタホシコオロギで、クセの少ない風味が特徴です。
虫の恵み社は昆虫を通じて豊かな自然の魅力と大切さを伝えてくことで地域を活性化し、ひいては里山を保全することをミッションに掲げています。
拠点とする佐用町は関西都市圏からのアクセスに優れ、豊かな自然にも恵まれています。しかし深刻な過疎化が進行しています。虫の恵み社のクリケットファームは廃園となった保育園(佐用町から無償で借用)を改修して活用しています。そこでは地域の人たちが手作業でコオロギを育てており、自然にやさしいローテク産業として小さな雇用を生み出されています。また、コオロギだけでなくオオムラサキやヤママユガなど様々な昆虫の飼育も開始し、子どもたちが昆虫と触れ合う場所づくりにも取り組んでいます。
コオロギ入りのレトルトカレーの開発の背景にも子どもたちへの思いがあります。商品開発は代表の竹田氏の長女であるのどかさん担当しています。のどかさんは小さなお子さんを持つお母さんです。甘口のレトルトカレーを選んだ理由は「子どもと一緒に家庭やアウトドアなどで手軽に食べられるコオロギ料理を作りたい」という思いによるものです。その中でもマッサマンカレーを選んだのは、のどかさんがエスニック料理が好きだから。
■生産者情報
虫の恵み社 昆虫資源研究所 クリケットファーム
代表:竹田真木生
連絡先:070-4425-8319
TAKEOでご購入いただいた方にはもれなく「TAKEOオリジナルコオロギスパイスミックス」をプレゼントします。
こおろぎカレーは甘口なので辛党の方にはちょっと物足りないかもしれません。そんな時はこのコオロギスパイスミックスをたっぷり振りかけてください。焙煎したコオロギ粉末と各種辛味スパイスを独自配合したもので、こおろぎカレーにコオロギの香ばしさとコク感、辛味が付与されます。味変にもおすすめです。
■内容量・価格
200g・972円(税込)
■保存⽅法
直射日光、高温多湿の場所を避けて保管してください。
※本品はレトルトパウチ商品です。
■注意事項
・製造工場では卵、乳、小麦、いか、えび、落花生を含む製品を生産しています。
・コオロギは、えび、かになどに近い節足動物の仲間ですので、アレルギーをお持ちの方はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性がございます。初めてお召し上がりになる場合は少量からの摂取をおすすめいたします。
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