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パタヤで逮捕の日本人詐欺師が長期でタイに滞在した方法とは?

2019年5月24日 配信

2019年3月29日にパタヤで逮捕された日本人15人の振り込め詐欺師は、タイに長期滞在するために短期での滞在を繰り返していたそうですが、それはどういう方法ですか?



タイ東部のパタヤをアジトに、日本に向けて振り込め詐欺を行っていた日本人15人が逮捕された事件。5月24日にも詐欺容疑で逮捕するため、15人をタイから日本に移送するそうです。

15人のタイでの逮捕容疑は、就労ビザと労働許可証を所持せず働いていたという「不法就労」でした。タイでは、証拠集めが難しいことから、日本に向けた振り込め詐欺容疑での逮捕は容易でなく、「不法就労」での逮捕となったそうです。

そんな彼らがタイに長期滞在した方法は、短期滞在の繰り返し。
日本人はタイに入国するとビザ無しでも、入国した日から数えて30日間の滞在許可が得られます。
30日間の滞在許可が切れる前に隣国へ出国し、またタイに戻れば新たに30日間の滞在許可が得られるのです。
島国の日本と違って、タイには陸路の国境が多数ありますから、隣国へ出国するのは容易。ラオスとマレーシアならビザ無しで入国できるので、ビザ取得のコストも掛かりません。
バンコクから一番近いのはカンボジアとの国境ですが、カンボジアの場合はビザ取得費用がかかります。

なお毎日新聞によると、現在タイでは陸路での入国は年に2回しか認められていないそうです。
そんな時は空路を使えば良いわけで、今は格安航空会社もありますし、コストはそれほど掛かりません。

また観光ビザの取得は特にラオスでは容易なので、60日滞在できる観光ビザを取得して、タイで30日間の延長をして、合計90日滞在するという方法もあります。

逮捕された15人はこんな方法を使ってタイに長期滞在していたようですが、この方法は違法でもなんでもありません。ただし15人の様に就労のために短期滞在を繰り返すのは問題となります。

タイの隣国ラオスの首都ビエンチャン

タイの隣国ラオスの首都ビエンチャン

 

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