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6人組女性アイドルグループ Merry BAD TUNE.(通称:バチュン) が2025年6月末、グループとして初めての海外遠征に臨みました。訪れたのは、東南アジアの中心都市であるタイ王国の首都・バンコクです。
今回のタイ遠征には二つの目的がありました。ひとつは、振付師いどみん氏の生誕ライブへの出演。そしてもうひとつは、グループとして初めてとなる海外ワンマンライブ 「Merry BAD TUNE. LIVE in Bangkok」 の開催でした。
さらに、ファンとのオフ会も実施され、メンバーとファンが直接交流する場面も見られたとのこと。なんと日本からは、はじめての海外遠征を祝福するかたちで、60人ものファンがバンコクの会場を訪れたといいます。
タイランドハイパーリンクスは、タイ遠征最終日のMerry BAD TUNE.のメンバーの皆さんに、独占インタビューを実施。タイの印象、ライブやファンのお話など、色々お話を聞きました。

Merry BAD TUNE.
https://x.com/merrybadtune
https://www.youtube.com/@merrybadtune.
ーー皆さん、初めてのタイなんですね。海外経験がある方は?
柊木あいな:2歳と3歳のときに、祖母が住んでいたイギリスに行ったことがあるんです。でも覚えてないんですよ(笑)。
日南りと:フィリピンに何回かと、グアムとハワイに行ったことがあります。
星島ゆい:私もグアムに懸賞で当たって行ったんです!
ーー懸賞ですか!
星島ゆい : おうちに住むときの契約の懸賞で当たって行きました(笑)。
ーーそして今回、皆さん初めてのタイということで、タイにはどんな印象を持っていましたか?
日南りと: もともとタイ料理がめちゃくちゃ好きで、日本でもタイ料理やさんに行ったり、頼んだりしてたんで、ご飯が楽しみです(笑)。

日南りと
久留あずさ:私はもともとアイドルがすごく好きなので、48さんの姉妹グループさんがいらっしゃったりとか、タイにもアイドルさんがたくさんいらっしゃるので、すごく楽しみでした。
ーー今回もいどみん先生の生誕ライブで、数組のタイのアイドルグループが参加しました。いどみん先生のバンコクでの生誕ライブは3回目ですが、Merry BAD TUNE.のみなさんが選ばれたのはなぜだったんですか?
いどみん:なんででしょうね(笑)

いどみん先生
全員:ははは(笑)。
柊木あいな:レッスンのときにいどみん先生から「どこどこに行った」というお話をしてもらってて、「行ってみたい、連れて行ってください」ってお願いしていたんです。念願で、嬉しくて!
ーーそれで今回は、Merry BAD TUNE. が選ばれたんですね!
いどみん:「パスポート持ってなかったら取って」って急に言われたでしょ(笑)。
ーーいつくらいのお話ですか?
三倉みく: 4月くらいですね。
森乃ゆめは:全員持ってなかったので、みんなで取りに行きました(笑)。
ーー実際のタイはいかがでしたか?
三倉みく:言語の壁があるはずなのに、すごく話しかけてくれます。コンビニでもお会計の少しの時間でもハートを送ってくれたりとか(笑)。フレンドリーっていう印象を受けました。

三倉みく
森乃ゆめは:最初ご飯とか合うのかな?と思ってたんですけど、ほんと全部美味しくって、いっぱい食べてます(笑)。
ーーどんなものを食べたんですか?
森乃ゆめは: ガパオライスとか・・・。
柊木あいな:パッタイ!
森乃ゆめは: チキンの焼いた・・・・。
いどみん:ガイヤーンね。

タイの炭火焼 ガイヤーン
日南りと:ショッピングモールもそうだし、外もお祭りっぽい?すごいキレイだな、って思いました。
柊木あいな:街行く人が、すごいカラフル。
ーーお洋服がですか?
柊木あいな:そうです!お洋服だったり、レインコートだったり、建物も色使いがキレイで、全て横にも縦にもでかいんですよ!メンバーみんなワクワクしながら「大きいね!」って歩いてました(笑)。
三倉みく:ケンタッキーも(看板が)「K・F・C!!」って!遊園地かと思っちゃって(笑)。ディズニーランドみたいだねって話してました。
柊木あいな:いっぱい写真撮りました!
星島ゆい:ご飯とか飲み物のボリュームが日本の物の倍くらいあって、みんなでシェアして色んな食べ物食べようねというときに「こんなにいっぱい食べていいの!?」ってなりました(笑)。

星島ゆい
久留あずさ:日本だと自分たちのライブを終えて夜の時間は街が静かなんですけど、タイは夜でも栄えていて、朝も賑わっていて、元気な街なんだなって思いました。
ーー印象的な出来事はありますか?
三倉みく:タイに着いて初日の夜に、ナイトマーケット行きました!オフショットみたいなのは撮っていたんですけど、完全に観光で(笑)。
いどみん:エムスフィアに行って、ジョッド フェアーズ行ったんです。
ーープロムポンの新しいショッピングモール・エムスフィアと、ラチャダー通りの新しくなったナイトマーケットのジョッドフェアーズですね。
いどみん:みんなを電車に乗せたんですよ。
ーーナイトマーケットではなにか買われたんですか?
星島ゆい:私、ずっとマンゴスチンっていうフルーツを食べてみたくて・・・。小学生の頃にジャポニカ学習帳にマンゴスチンが載ってたんですよ。それで小学生のときから日本にないマンゴスチンを食べてみたいってずっと思ってたんです!
ーー果物の女王様といわれるマンゴスチンですね!

星島ゆい:ナイトマーケットでマンゴスチンのスムー ジー を飲んで、めちゃめちゃ感動しました!
ーータイで夢が叶いましたね!
星島ゆい: 甘酸っぱくてすごく好きな味でした。
三倉みく:(両手を出して)こうのくらいのゾウの置物を買いました(笑)。白の金ピカの装飾が付いたゾウで、いま楽屋に飾ってあります(笑)。例えばですけど日本で龍のキーホルダーとか「誰が買うんだろうね?」とか思ってたんですけど「ああ、こういうことか!」って(笑)。
ーーつい欲しくなってしまうのですね(笑)。
三倉みく: その国らしい「THE」みたいなものを欲しくなりますね(笑)。入口近くで見た「ゾウの置物ほしいな」って思ってて、一番最後に買っちゃいました!
ーータイの思い出ですね!
柊木あいな:ホテルに戻ったときに、いどみん先生から全員に各メンバーカラーのゾウのチャームをいただいて、すごく嬉しい思い出なんです。
森乃ゆめは:ちっちゃいゾウさんで、めっちゃかわいいんです!
三倉みく:いどみん先生が買うときに、隣にいたんですよ。「この中にメンバーカラーのゾウはあるの?」って言われて「ありますよ」っていったら、いどみん先生が一個一個選んで(笑)。
全員:わー!!
三倉みく: いどみん先生が「サプライズでプレゼントだよ」って言ってくれてて。
いどみん :(三倉みく )1人だけ知ってたの。
森乃ゆめは:7人でおそろいなんです。
ーーいどみん先生のもあるのですね!

森乃ゆめは
森乃ゆめは: ナイトマーケットで夜ご飯を食べたんです。
ーー何を食べたんですか?
森乃ゆめは: 初タイでみんなで食べたのが、大きいバケツにムール貝とかイカとかシーフードが入っているお料理で、バケツをテーブルにひっくり返して、手袋をつけて食べたんです!その時に10人いるのでみんなで色んなもの頼んでちょっとずつシェアして、1日目ですごい食べて、タイの良さをいっぱい知りました(笑)。
久留あずさ:ナイトマーケットの帰りなんですけど、はじめてトゥクトゥクに乗りました!
全員:わー!(パチパチ)。
久留あずさ: 思っていたよりすごく早くて、本当にアトラクションみたいでした。動画撮りながら、楽しんで乗ってました(笑)。
日南りと:星島ゆいと一緒にトゥクトゥクに乗ったら、降りるときに運転手さんからマンゴスチンをもらったんです。6個くらいずつ渡されました(笑)。
ーーやさしい運転手さんですね!
日南りと: そんなことあるんだ、って(笑)。
ーーそのマンゴスチンはいかがでしたか?
柊木あいな:剥き方がわからなくて、今もカバンの中に入ってるんです。
いどみん:グッとすると開くから(笑)。日本に持って帰っちゃだめだからね。
柊木あいな:え!?そうなんですか?
※タイ王国からのマンゴウ、マンゴスチンはお土産にできません。|植物防疫所
ーーホテルによっては持ち込み禁止のところもあるんですよ。
全員:へー。
ーーマンゴスチンの赤いエキスがシーツに付いたら、なかなか取れないそうなんです。

いどみん:ドラッグストアに行ったんですよ。日本で流行ってるタイのコスメがいくつかあって、調査しているメンバーが何人もいたんです。
森乃ゆめは:TikTokとかInstagramとかで、いっぱい調べたんですよ「タイ、おすすめ、お土産」みたいに。そうしたら、お化粧品なんですけど、パッケージが紫のパウダーがタイの暑さとか湿気とかにも負けなくて、めちゃめちゃ良いっていうのを聞いて、今日初めて使って、このあと単独ライブで汗をいっぱいかいて、崩れないかを試してみようと思って楽しみにしながらお化粧しました(笑)。
いどみん:名前忘れちゃった。
森乃ゆめは: 紫でお花が描かれていて、パッケージも可愛くて・・・。
ーーSRICHAND(シーチャン)ですか?
いどみん:それそれ!
三倉みく : ボディークリームも、お肌がすべすべになるっていう噂を聞いて、みんなで大きいサイズを買いました。
森乃ゆめは:クリームとかシャンプーとかトリートメントとか香水とか、すごく香りが良いってきいて、いっぱい買いました(笑)。
柊木あいな:タイの香りものは日本で人気ありますね。
ーーそうなんですね。
柊木あいな:初日にコンビニで買った香りものもすごく気に入っちゃって、昨日もプラス2本買いました(笑)。お土産にしようって思って。

柊木あいな
ーーそして昨日のいどみん先生の生誕ライブ、今日のワンマンはこの後ですが、日本から60人もファンが来たそうですね!
柊木あいな:日本からのファンの方を見ると安心しますね。

三倉みく: はじめての海外遠征ということで、右も左もわからないような感じで来たんですけど、日本からのファンの方がいてくれたから、いつも通りの私達で気張らずにできたと言うか。
いどみん:みんなのために初めてパスポートを取ってタイに来たファンの方もいて、愛だなって思いましたね。
日南りと:日本のファンの方とタイの方以外にも、他の国から来てる方もいらっしゃって。
三倉みく:シンガポール、韓国、香港、台湾の方とか・・・。
柊木あいな:フィリピンの方も。
森乃ゆめは :ありがたいです。
ーーライブはいかがでしたか?
三倉みく:私達の楽曲の中に、ファンの方といっしょに歌える楽曲、シンガロングできるような曲がいくつかありまして、言葉の壁を超えてみんなで一緒に歌えたりとか、ステージからフロアがよく見えるので、マイクを向けるとたくさんの方が歌ってくれているのが見えたりとか、日本から以外の方も練習してきてくださったのか、すごく嬉しかったです。事前に知ってくださったとは思うんですけど、歌えるくらいにまで愛してくれているというか・・・。嬉しかったです。

ーーまたタイに来る機会もあると思いますが、タイでやりたいことを教えて下さい
三倉みく:タイで野外ライブ!
全員:野外ライブ! やりたーい!
三倉みく: みんな夏が好きなんですよ。タイで暑さとか夏に近しいものを感じので、これは外でライブしたいなって。ライブも楽しいですけど、タイの熱い空気の中で熱いライブをしたいなってすごく思いました。
ーーどんな場所での野外ライブがいいですか?
三倉みく:自然がすごく素敵という情報も知ったので、山でもやりたいし、きれいな海とかでも良いですし。
星島ゆい :ゾウに乗りたいです。今回自由な時間と観光もあったんですけど、バンコク以外の場所もみんなで行ってみたいなって思って。
ーー次回は是非実現してください!
森乃ゆめは:寺院に行きたいです。日本でもお寺とか神社が好きで、今回はスケジュールの関係もあって行けなかったので、次回絶対に寺院に言って癒やされたいです。
ーーどんなところが好きなんですか?
森乃ゆめは:心の休息…ホッとするというか、「あー、キレイだなー」みたいな、クリアになる気がします。ファンの方も「寺院に行ってきたよ」っていうのを教えてくださったので、私も寺院に行ってそのお話をしたいです!

日南りと:トゥクトゥクが楽しすぎて、本当に楽しすぎて、スタッフさんから「タイに来て一番楽しかったこと、これなんじゃない?」って言われるくらいでした(笑)。移動の手段じゃなく、ただ乗っていたいです(笑)。
ーー日本で買ってしまうとか?百何十万円かで売っているようですよ。
三倉みく:日本の道路で運転できるんですか!?
森乃ゆめは:日本ではあんなスピード出せなそうね。高速道路で(笑)。
柊木あいな:マッサージに行ってみたくて。私の知っているのだと「指圧」みたいな、「流し」みたいなイメージなんですけど、タイでは「ゴリゴリゴリゴリ」「ボキボキボキボキ」だとお聞きしたんです。メンバーみんなで「行こうよ、行こうよ」って言ってたんですけど、今回は時間がなくて諦めたんです。なので、次回は是非!
久留あずさ:私達は自分たちの音楽に自身を持ってるし、私達を応援してくれるファンの方にも誇りを持っているんです。今回は自分たちのことを元々知ってくれてたりとか、アイドルさんが好きでいどみん先生のイベントに来てくださった方たちが、私達の音楽を聞いてくれたのかなって思うんですけど、もっともっとタイもそうですし、私達をしらない全世界の色んな方に聞いてもらいたいなって思うので、もっと開けた場所とかでライブとかをしてみたいなって思います。

久留あずさ
ーー新しいアルバム「futurmin 6mg」(フューチャミン ロクミリグラム) が出るとお聞きしましたが。
久留あずさ:7月5日から配信がリリースされるんですけど、新しいミニアルバムが出ます。新曲4曲と既存曲と新しいSEも入っているので、配信は全世界どこからでも聞けるので、ぜひタイの方にもたくさん聞いてもらいたいなと思います!
三倉みく:お薬みたいな感じのジャケットだったり、後ろのメンバーのクレジットの部分もちょっとお薬っぽい名前にもじられてるみたいなこともありまして、個人的な解釈ではあるんですけど、Merry BAD TUNE. としてははじめての全国流通ということで、さらに好きでいてくれている方の生活に寄り添えるような・・・。お薬ということではないですけど、頑張りたいときには頑張れる力をあげたいし、悲しいときには悲しみがちょっとでもなくなったら嬉しいし、嬉しさはもっと 倍にもなってほしいし「あなたのお薬」じゃないけど、色んな一面をもったアルバムでもあるので、自分のライフスタイルに合った曲を聞いてみたりとか、そういうのでお薬的な「いつでもそばに寄り添っていると」っていう意味を個人的には感じています。
ーーありがとうございました。またお待ちしています!
全員:ありがとうございました!

[インタビュアー:梅本昌男 記事作成:タイランドハイパーリンクス編集部]
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