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SETUP所属プロレスラー「Naga Nai」が語る選択の理由、TOP Dojoから移籍を決断した先に見据えるもの

2026年1月30日 配信

SETUP Thailand Pro Wrestling(SETUPタイランドプロレスリング)に所属するプロレスラー、Naga Nai(ナガ・ナイ)。かつて Flame Drake(フレイム・ドレイク)の名で活動し、TOP DojoからSETUPへと移ったこの決断は、タイプロレスファンの間でさまざまな受け止め方をされてきました。しかし本人は、これまでその選択について多くを語ってきませんでした。



このインタビューでは、プロレスラーとしての原点、TOP Dojoでの日々、そしてSETUPで闘う現在の心境について話を聞いています。このインタビューは、何かを断定するためのものではありません。ただ、彼自身の言葉によって、その「選択」がどこから生まれ、どこへ向かおうとしているのかを記録するものです。

このインタビューでは、これまでの歩みだけでなく、現在と今後についての考えも語られています。

Naga Nai
https://www.facebook.com/p/Naga-Nai-100051375226954/

プロレスラーを目指した理由

ーー プロレスファンの皆さんに自己紹介をお願いします。

Naga Nai:はじめまして。Naga Naiです。以前は Flame Drakeという名前で活動していました。現在は SETUP Thailand Pro Wrestlingに所属するプロレスラーです。

ーー Naga Nai 選手は、もともと観客からプロレスラーになった珍しい経歴をお持ちですが、プロレスラーになろうと決めたきっかけは何だったのでしょうか。

Naga Nai:もともと Gatoh Move Pro Wrestling(我闘雲舞) のファンで、すべての大会を欠かさず観ていました。実は僕だけでなく、親しい先輩のP’Suchart(Anont Alonzo と「Good Deal」というタッグで元タッグ王者)も、当時は一緒にチケットを買って観戦していた観客でした。
その頃、「もし自分たちがあのリングに立ったらどうなるだろう」「Bad Company、Paksa、EK Baki といった当時のスーパースターと向き合えたらどうなるんだろう」と冗談半分で話していたんです。
そして実際にチャンスが来た時、迷わずプロレスラーとしてのトレーニングに応募しました。

プロレス団体はTOP Dojoを選択、しかし・・・

ーー しかし Gatoh Move Pro Wrestling が活動を停止した後、P’Suchart選手が SETUP に行った一方で、あなたは TOP Dojo を選びました。その理由は何だったのでしょうか。

Naga Nai:一番の理由は、トレーニング時間が自分の生活リズムに合っていたことです。それに、TOP Dojo のレスラーが見せるマット中心のスタイルが好きで、自分が目指したいプロレス像に一番近いと感じました。

ーー それでも最終的に SETUP に移籍されました。その背景を教えてください。

Naga Nai:少し繊細な話なので、できるだけ誰にも影響が出ないようにお話ししますね。
しばらく試合を重ねるうちに、自分が同じ場所をぐるぐる回っているように感じるようになりました。海外遠征やタイトルマッチの機会はあっても、自分が本当に求めている経験や、プロレスラーとしての未来が見えなかったんです。
SETUP に移籍すれば、それまで積み上げてきた知名度が一度ゼロになることも理解していました。それでも「この道を試してみたい」と決めました。
人それぞれに合った道がありますし、TOP Dojo での活動を楽しんでいる人たちが間違っているとは思いません。ただ、プロレスラーとしての時間は限られています。自分がどこまで行けるのかを知りたかった。
SETUP には海外団体との提携があり、多くの外国人レスラーが出入りしています。その挑戦こそが移籍の理由で、実際にもう一度プロレスを心から楽しめるようになりました。

ーー SETUP に所属してからの1年はいかがでしたか。

Naga Nai:正直に言うと、親友のP’Suchartと自分を比べずにはいられませんでした。僕がまだ少人数の観客の前で試合をしている間に、彼は世界王者を2度獲得し、数えきれないほどの有名レスラーと闘っていましたから。
僕は Gatoh Move Pro Wrestling のファン出身なので、Terry Diesel(EK Baki)が適応を手助けしてくれたことを本当に誇りに思っています。
誤解を生むかもしれませんが、あえて言います。Bad Company からは「いつか自分より強くなるかもしれない」という不安を抱えながら教えられているように感じました。
しかし SETUP では、Terry Diesel がいつも「お前は俺より強くならなければいけない」と言ってくれます。そのおかげで、くだらない不安を抱える必要がなくなりました。
はっきり言って、SETUP での1年は、TOP Dojo で過ごした何年分よりも、僕を良いレスラーにしてくれました。

Naga Nai が目指す先

ーー Naga Nai 選手の今後の目標を教えてください。

Naga Nai:自分の信念、そして故郷の文化をもっと多くの人に伝えたいです。具体的には、僕が育ってきた「ナーガ(パヤーナーク)」信仰です。
帰省するたびに必ずお寺に行き、ナーガについて学び続けています。僕は「Naga Nai を演じている」のではなく、「Naga Nai になった」と感じています。
プロレスラーとして成功し、自分自身を媒体として、愛し、信仰している人々や国のために価値を生み出したいです。
可能であれば ザック・セイバーJr.と闘いたいですし、世界王者にもなりたい。
そして一番身近な目標は、P’Suchartに勝つこと。その壁を乗り越えたいと思っています。

ーー TOP Dojo を懐かしく思ったり、またそこで試合をしたいと思うことはありますか。

Naga Nai:この質問にはお答えできません。Gatoh Move がなぜ活動を停止し、今も協力関係が戻っていないのか、大人の事情は分からないからです。
ただ個人的な視点で言えば、現実的な可能性はかなり低いと思っています。だから退団を決めた日から、このことを考えたことはありません。
SETUP と TOP Dojo が同じ大会に出る可能性については、あり得ると思います。過去には Sawasdee Cup のように、複数団体が集まった大会もありましたから。
でも自分自身が戻りたいかと言われれば、まずは SETUP での活動に集中したいです。正直に言えば、TOP Dojo で試合をしたり、ベルトを獲ったりしても、今の自分にとって意味があるとは思えません。

「いつか自分より強くなることを恐れない人たち」がいる場所

ーー 最後に、タイのプロレスファンへメッセージをお願いします。

Naga Nai:Naga Nai、あるいは Flame Drake の頃から応援してくださってありがとうございます。
もう一度強調したいのは、僕は師匠より優れたいわけではありません。ただ、「いつか自分より強くなることを恐れない人たち」がいる場所で闘いたいだけです。
そして、私たちには選ぶ権利があるということを伝えたい。より良い選択肢があるなら、挑戦すべきです。そうでなければ、夢は決して現実にはならないと思います。

※注記
本インタビューは、第三者の制約を排し、より深い視点を得るために、プロレスラー Naga Nai 本人とコンタクトを取って行われたものです。
タイプロレスに興味のある方は、2026年2月21日開催の SETUP EP.26 にて、Naga Nai/Flame Drake の試合をぜひご覧ください。

 

SETUP EP.26 : THE REAL GLOBAL IMPACT

開催日:2026年2月21日(土)
会場:The Circus Studio(バンコク)
開場:17:00
開始:17:30

チケット
リングサイド席:750バーツ
一般席:550バーツ
※ゾーン制・指定席なし(各ゾーン内先着順)

チケット予約
Ticketmelon
https://www.ticketmelon.com/setupth/setupth26