パタヤビーチでドローン使用、スウェーデン人観光客が拘束

2025年8月3日午後10時ごろ、タイ東部チョンブリ県パタヤ市のビーチ沿いで、ドローンを無許可で飛行させていたスウェーデン人の男性観光客が、パタヤ市特別業務局の職員により一時的に拘束されました。かく

男性は、パタヤに到着したばかりで、美しい海岸線や海の風景を撮影するためにドローンを飛ばしたと説明。通訳を介した聴取で、現在タイ全土でドローン飛行が禁止されていることを知らなかったと話しました。

タイ民間航空局（CAAT）は、カンボジアとの国境地帯での治安悪化に伴い、2025年7月30日から8月15日までの期間、全国で無人航空機（ドローン）の飛行を一時的に禁止する措置を発表しており、現在その期間中にあたります。

職員は男性のドローン1機を押収し、パタヤ警察署に同行させて必要な手続きを実施。その後、関連する規則や禁止令の内容を説明し、厳重注意のうえで男性を宿泊先へと帰しました。

観光客には今後、現地の法令や非常時の通達に注意を払い、無許可のドローン飛行など違反行為を行わないよう呼びかけられています。