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2025年7月21日、茨城県高萩市文化会館で行われた第38回全日本男子中学生ウエイトリフティング選手権大会において、バンコク日本人学校に通う田口伸(たぐち しん)さんが男子81キロ級で見事初優勝を果たしました。スナッチ71キロ、クリーン&ジャーク90キロの計161キロを記録し、2位に31キロの大差をつけての圧勝でした。
田口伸さんは日本人とタイ人のハーフで、現在はタイ・バンコク在住。バンコク日本人学校に通いながら、現地のウエイトリフティングクラブに所属し、タイ人コーチの指導のもと日々練習に励んでいます。
2023年からの制度改正により、海外在住の日本人中学生も日本国内大会に出場可能となったことで、田口伸さんは2024年も同大会に出場しており、当時は5位という結果でした。そして2025年、2度目の挑戦でついに頂点へと登り詰め、タイに金メダルを持ち帰る快挙となりました。
かつては膝のけがに悩まされた時期もありましたが、リハビリとトレーニングの工夫により克服。今大会では全6回の試技をすべて成功させる完璧なパフォーマンスを披露しました。田口伸さんは「次は全国高校選抜でメダルを目指したい」と、さらなる目標も見据えています。

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