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タクシー運転手が、空港からパタヤまで送迎した外国人客から約束の運賃を支払ってもらえなかったうえ、現金の代わりに大麻を渡されそうになったとして、警察に通報しました。各報道が伝えています。
事件が起きたのは2025年7月15日午前1時36分ごろ。バンコクを拠点とする個人タクシーの男性運転手は、空港で外国人男性を乗せ、チョンブリ県のパタヤ市内のホテルまで2,000バーツで送ることで合意していました。
乗客は「目的地に着いたら妻が支払う」と話していたものの、到着後に支払われたのは本人の900バーツと、ホテルにいた妻の50バーツのみ。運転手が残金の支払いを求めたところ、「お金がない」と言って取り合ってもらえなかったといいます。
さらにその後、乗客は大きな袋に入った大麻を取り出し、「これを現金の代わりに受け取ってほしい」と申し出ました。運転手が即座に拒否し、「警察に通報する」と告げたところ、乗客は激高し、そのまま建物内に立ち去ったということです。
運転手は「これまでも事情のある乗客を無償で送ったことがあるが、今回のようなことがあると本当に気が滅入る」と語り、「普段はタクシー運転手が外国人を傷つけたというニュースばかりだが、善良に働く運転手が外国人にこうした対応をされても、誰が助けてくれるのか分からない」と、心境を吐露しました。
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