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タイで外国人向け運転免許ルールを見直しへ、国際免許証では取得不可に

2025年6月21日 配信

タイ運輸省陸運局は現在、外国人が一時的な運転免許証(仮免許)を申請する際の規則を大幅に見直すための新しい省令案を公表し、一般からの意見募集を行っています。この改正案が成立すれば、国際運転免許証だけではタイの仮免許は取得できなくなり、外国人も筆記試験の受験が必要となります。2025年6月20日にThansettakijが伝えています。



これまで、タイ政府と協定を結んでいる国の有効な免許証や国際運転免許証があれば、一定の条件のもとで筆記・実技試験が免除されることもありました。しかし、新たな案ではこれが撤廃され、外国人であっても全員が筆記試験を受ける必要があります。

見直しの背景と内容

陸運局によると、今回の見直しは「現在の状況に即し、国際的な基準により適合させるため」と説明されています。対象は、新規に仮免許を申請する外国人だけでなく、すでに仮免を取得済みで正式な免許への切り替えを希望する場合も含まれます。

主な改定点は以下の通りです:

・仮運転免許の申請において、タイが加盟している国際条約に基づく国際運転免許証を、仮運転免許を申請するための証明書類として使用することはできません。

・外国人が、有効期限内の外国政府発行の同種運転免許証を用いて仮運転免許を申請する場合、筆記試験が義務付けられます(以前は筆記試験および実技試験が免除されていました)。免許の有効期間は従来通り2年間です。

・過去に仮の個人運転免許証を取得し、その有効期限が切れている方が、個人運転免許証(有効期間2年から5年のもの)を申請する際に、有効期限内の外国政府発行の同種運転免許証、またはタイが加盟している国際条約に基づく有効な運転免許証を証明書類として使用する規定は廃止されました。

現在この改正案は意見募集中で、最終的な導入時期は未定ですが、タイに居住する外国人ドライバーにとっては大きな制度変更となる可能性があります。

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