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プーケットで自称医師のロシア人女を逮捕、無許可で注射治療を繰り返す

2025年6月14日 配信

タイ南部プーケットで、無免許で外国人に医療サービスを提供していたロシア人の女(33歳)が、2025年6月12日に観光警察によって逮捕されました。



観光警察の捜査によると、女は自身を医師と偽り、SNSを通じてアルコール摂取後の体調不良に効くとされる注射治療を宣伝。タイ在住の外国人客を対象に予約制で施術を行っていました。

警察は女の知人を装って接触を試み、プーケット県ムアン郡のレンタルルームにて覆面捜査官2名が診療を受けるふりをして現場に向かいました。治療費は6,000バーツで、注射器具を取り出したタイミングで身柄を確保しました。

取り調べに対し、女は医師免許を持たないことを認め、これまでに数回、同様の治療を行ったと供述。現場からは無許可の医療器具47点が押収され、警察は「無免許医療行為」「無許可での医薬品販売」「外国人による無許可就労」などの容疑で送検しました。

プーケットでは外国人観光客を狙った違法ビジネスが問題視されており、警察は今後も取り締まりを強化するとしています。

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