パタヤで防犯カメラが暴行の瞬間を捉えた！外国人観光客を集団で襲撃、警察が関係者4人を特定

タイ警察パタヤ署は2025年5月27日、パタヤ市内の繁華街で発生した外国人観光客に対する集団暴行事件について、関係者全員を特定し、事情聴取を行っていると発表しました。

事件が発生したのは、5月26日午前4時30分ごろ。場所は歓楽街「ソイ・ブアカオ」で、外国人観光客が複数人に殴打され、意識を失ったまま路上に倒れている様子が、周囲の市民によってスマートフォンで撮影されました。この映像はSNSで拡散され、大きな関心を集めています。

警察によると、映像には外国人と見られる人物や警備員らが暴行を加えている様子が映っており、周囲の叫び声や激しい殴打の影も確認されました。被害者からの被害届や病院への通報などは一切確認されていませんが、事件の悪質性と社会的影響を考慮し、警察は捜査を開始しました。

その結果、映像に映っていた全員の身元を特定し、警察署に呼び出して事情を聴いています。関係者の中には外国籍の人物および現地の警備員が含まれています。現在も詳細な事情聴取が進められており、今後の捜査結果に応じて必要な法的措置が検討される予定です。

警察は「被害届がなくても、暴力行為が確認された場合は厳正に対処する」としており、「仮に動画が削除されても、捜査の手を緩めることはない」と強調しました。