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タイ東部チョンブリ県で2022年9月20日に発生した強盗事件。350万バーツを奪われた“姉”と奪った“弟”が逮捕されました。
事件が発生したのは、チョンブリ県バーンブンにあるサイアムコマーシャル銀行の前。家具工場の財務責任者で従業員の給料を管理している女性が、宅配バイクの緑のジャケットを着た男に引き出したばかりの350万バーツを奪われました。
しかし奪われた女性は姉(29歳)で、奪った男が弟(27歳)であることが明らかになり、姉弟が協力して現金を奪ったことが明らかになりました。姉には借金があり、それを返すために宅配バイクの弟と強盗を計画したのだとか。
強盗に使われたバイクが事件現場から3キロほど離れた森の中に放置されているのが見つかり、そのバイクはピックアップトラックで運ばれたことがわかりました。さらに調べを進めたところ、ピックアップトラックの所有者は、現金を奪われた“姉”でした。警察は、現金を奪った男が“弟”であると判断し、2人の逮捕に至りました。
警察は盗まれた350万バーツのうち、約320万バーツを押収。残りも探し出し、家具工場に返還する予定です。
警察によると、“姉”は月給3万バーツを受け取っていましたが、自動車やバイク分割払いなど、多くの請求書や借金を抱えていました。
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