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革のブーツの修理をしてもらうために、バンコクのセントラルエンバシー地下1階にある靴修理靴磨き専門店「RESH Thailand」へ向かいました。日本・大阪で1989年に創業した「RESH」は、今では日本国内に60店舗以上を展開。日本クオリティの靴修理・靴磨きをしてもらえるという、心強い存在です。
今回RESHにお願いしたのは、ブーツの裏地の革(ライニング)の右のかかと部分が破れたため。右足のほうが左足よりもわずかに大きく、履くときも脱ぐときも“スーパーフィット”な状態だったので、内側の革に少しずつ負担がかかっていたようです。ある日ふと「あれ?」と違和感を覚えて中をのぞいてみると、かかとの裏地に小さな破れを発見。穴がまだ小さいうちに直しておこうと思い、修理をお願いすることにしました。

日本では革靴の修理店が多く、自宅近くにも徒歩で行ける店がありましたが、タイでは靴修理店こそ多いものの、安心して“革靴”を任せられるところは意外と少ない印象で、ネット検索してもあまり出てきません。
今回はバンコクの3店に問い合わせたところ、一軒はライニング修理の取扱なし、もう一軒は左右で2,500バーツという見積もりで高額という印象。その中で見つけたのが「RESH Thailand」でした。破れの程度によって小さな修理なら300バーツ〜とのことで、価格も明快。さらに、日本の職人が監修する技術が受け継がれているという安心感もあり、ここにお願いすることにしました。
セントラルエンバシーの店舗を訪れると、職人さんはブーツの状態を丁寧に確認しながら、「破れた部分だけを当てても、またすぐに同じところが傷みます。履き口から底まで長く一枚革を貼るほうが安心です」と説明してくれました。さらに、破れていない左側も同じ仕様で補強しておくほうがバランスが良いとのことで、左右ともに施工してもらうことに。1,500バーツという見積もりに納得しました。
なお、ちょうど担当の職人さんが日本へ帰国するタイミングだったため、仕上がりまでおよそ3週間かかるとのこと。急ぎではなかったので、そのままお願いすることにしました。
そして3週間後、修理完了の連絡。セントラルエンバシーまで取りに行くのは少し手間だったため、修理費1,500バーツと送料100バーツを送金して、発送してもらいました。
ほどなくして、しっかりと傷がつかないように丁寧に包装されたブーツが到着。仕上がり具合は文句なしで、見た目も履き心地もまったく違和感がありません。

これで、また修理を繰り返しながら、死ぬまで履き続けられるでしょう!
ちなみにオールソール(靴底交換)は日本円にして2万円ほどからのようで(詳細な金額は忘れました)、「日本に比べてちょっと高いかな?」と思いましたが、日本に靴を送ってオールソールをするとのことでした。
[営業時間]
月~日 : 10 AM – 8 PM
[住所]
B1 floor, Central Embassy, Bangkok, Thailand
[電話]
098 153 6265
[LINE公式アカウント]
@reshthailand
[ウェブ]
https://reshthailand.com/
https://www.facebook.com/reshthailand/
https://www.instagram.com/reshthailand/
https://page.line.me/reshthailand
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