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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。9月30日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1941年9月30日、タイの人民代表院で「僧伽法 仏暦2484年(พระราชบัญญัติคณะสงฆ์ พ.ศ. 2484)」につながる法案が可決されました。それまでの僧団統治制度を大きく改め、議会や行政組織に似た仕組みを仏教僧団の運営に取り入れた法律です。
1941年9月30日、人民代表院はタイの仏教僧団の統治制度を改革する法案を可決しました。
当時の首相はプレーク・ピブーンソンクラーム元帥。法案は9月18日、教育相だったルアン・シントゥソンクラームチャイによって国会に提出されました。
政府は、当時使われていた1902年の「僧団統治法(พระราชบัญญัติลักษณะปกครองคณะสงฆ์ ร.ศ.121)」が、1932年の立憲革命後に変化した国の統治制度に十分対応していないとして、新たな制度への改正を提案しました。
審議を経て9月30日に法案が可決され、同年10月14日に「僧伽法 仏暦2484年」として公布されました。
1941年の法律の大きな特徴は、当時の国家統治制度を意識した組織構造を僧団にも導入したことでした。
「サンガサパー(สังฆสภา/僧団議会)」「カナ・サンガモントリー(คณะสังฆมนตรี/僧団行政組織)」「カナ・ウィナイヤトーン(คณะวินัยธร/僧律を扱う組織)」などが設けられました。
つまり、立法・行政・司法に似た役割を分ける形で、僧団の運営を制度化しようとしたものでした。
法律は全60条で構成され、最高位にサンガラート(最高僧正)を置き、その下に中央と地方の僧団組織を整備しました。
それ以前のタイでは、ラーマ5世の治世に制定された1902年の「僧団統治法 ラッタナコーシン暦121年」が、僧団統治の基本となっていました。
この法律によって全国の僧団を組織的に管理する体制が整備され、寺院での教育などについても僧侶の役割が定められました。
そこから約40年を経て、1941年の法律では1932年以降の国家体制を反映する形で、僧団の組織そのものが大きく再構成されました。
1941年の制度は約21年間続きました。
その後、サリット・タナラット政権下の1962年に新たな「僧伽法 仏暦2505年」が制定され、1941年の法律は廃止されました。
1962年の法律では、僧団統治の仕組みが再び大きく改められ、マハーテーラサマーコムを中心とする制度へ移行しました。
1941年9月30日は、タイの国家体制だけでなく、仏教僧団の統治制度にも当時の社会変化が反映された歴史的な一日でした。
9月30日は、国連が定める「国際翻訳デー(International Translation Day)」でもあります。
国連総会は2017年5月24日、9月30日を国際翻訳デーとする決議を採択しました。国や文化を越えた対話や相互理解を支える、翻訳者や通訳者など言語専門家の役割について考える日です。
9月30日は、聖書をラテン語に翻訳したことで知られ、「翻訳者の守護聖人」とされる聖ヒエロニムスの命日に由来しています。
※出典
キング・プラジャディポック研究所「30 กันยายน พ.ศ. 2484」
タイ国家仏教庁「กฎหมาย ระเบียบ ข้อบังคับ ที่เกี่ยวข้องกับหน่วยงาน」
NIDA「ปัญหาการบังคับใช้พระราชบัญญัติคณะสงฆ์ พ.ศ. 2505」
タイ官報「พระราชบัญญัติคณะสงฆ์ พ.ศ. 2505」
国連「International Translation Day」
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