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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。10月9日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1995年10月9日、タイ第13代首相を務めたククリット・プラモート(หม่อมราชวงศ์คึกฤทธิ์ ปราโมช)が亡くなりました。政治家だけでなく、作家、新聞人、文化人としても幅広く活躍し、タイを代表する知識人の一人として知られています。
1995年10月9日、タイ第13代首相を務めたククリット・プラモートが、バンコクのサミティヴェート病院で亡くなりました。84歳でした。
ククリットは1911年4月20日、シンブリ県インブリ郡で生まれ、イギリスのオックスフォード大学クイーンズ・カレッジで哲学・政治・経済を学びました。
政治家としては社会行動党(พรรคกิจสังคม)を設立し、1975年に首相に就任。第13代タイ首相として政権を率いました。
一方で、作家や新聞人としても大きな足跡を残しています。1950年には新聞「サヤーム・ラット(สยามรัฐ)」を創刊。代表的な文学作品には「四王朝(สี่แผ่นดิน)」「赤い竹(ไผ่แดง)」「หลายชีวิต」などがあります。
1985年には文学部門の国家芸術家に選ばれ、後にはユネスコからもその功績が評価されました。
政治、文学、ジャーナリズム、伝統文化など幅広い分野で活動した人物で、現在もタイ近現代史を代表する文化人の一人として知られています。
1973年10月9日、バンコクのタマサート大学では、憲法制定を求める活動を行って逮捕された学生や市民の釈放を求める抗議運動が拡大しました。
この日、タマサート大学のドームには黒旗が半旗として掲げられ、大学入口には試験中止の知らせが貼り出されました。
タープラチャン側には「ประชาชนคืนมา(人々を返せ)」などと書かれた横断幕が掲げられ、学生たちは大学構内のランポー広場に集まって政府に抗議しました。
プラサーンミットやラムカムヘン大学などでも学生による集会が行われ、逮捕された13人の無条件釈放と憲法制定を求める動きが広がっていきました。
この運動はその後さらに大規模化し、10月14日に多数の学生や市民が参加する「10月14日事件」へとつながりました。
10月9日は「世界郵便デー(World Post Day)」です。
1874年10月9日、スイスのベルンで「ベルン条約」が締結され、現在の万国郵便連合(Universal Postal Union=UPU)の前身となる組織が設立されました。
1969年に東京で開催された万国郵便大会で、その創設日である10月9日を記念日とすることが決まりました。
世界郵便デーには、タイを含むUPU加盟国で郵便の役割や国際的な郵便ネットワークの重要性を伝える活動が行われています。
日本では2002年10月9日、島津製作所の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞することが発表されました。
田中氏は、生体高分子を質量分析するための「ソフトレーザー脱離イオン化法」の開発への貢献が評価され、ジョン・フェン氏、クルト・ヴュートリッヒ氏とともに受賞しました。
当時43歳だった田中氏は、大学教授ではなく企業の研究者としてノーベル賞を受賞したことでも大きな注目を集めました。
世界では1967年10月9日、キューバ革命の指導者の一人として知られるエルネスト・チェ・ゲバラが、南米ボリビアで死亡しました。
ゲバラは前日の10月8日にボリビア軍によって拘束され、翌9日、ラ・イゲラ村で銃撃を受けて死亡しました。39歳でした。
その死後も、ゲバラは20世紀の革命運動を象徴する人物の一人として世界的に知られています。
※出典
Thai PBS「28 ปี ม.ร.ว. คึกฤทธิ์ ปราโมช นายกฯ คนที่ 13 ของไทย ถึงแก่อสัญกรรม」
Thai PBS「ปฏิทินวันสำคัญ ตุลาคม」
プリディー・パノムヨン研究所「14 ตุลา บันทึกประวัติศาสตร์」
万国郵便連合「World Post Day」
Nobel Prize「The Nobel Prize in Chemistry 2002」
米国務省 Office of the Historian「Capture and Execution of Ernesto “Che” Guevara」
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