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パラポン&ピジカー&ヌム・ガラ-&ペック・パリットチョーク独占インタビュー[タイ・フェスティバル2017]

2017年5月15日 配信

パラポン&ピジカー&ヌム・ガラ-&ペック・パリットチョーク独占インタビュー[タイ・フェスティバル2017]

5月13日(土)・14日(日)と、2017年も2日間にわたって東京・代々木公園で開催されたタイ・フェスティバル。1日目の13日は雨で日本人でも肌寒い日になりました。でもタイ人の皆さんにとったらかなり寒かったでしょうね!

今回もメインステージでは、タイの大スターたちのパフォーマンスが行われました。特にタイの最大手レコード会社GMM Grammyチームのメンバーは凄い!タイミュージック好きの人なら間違いなく知っているタイロック界の大御所・パラポンさん。元々キャリアも長く、日本でコンサート経験のあるペック・パリットチョークさんは現在タイで大人気のテレビ番組「The Mask Singer」で再ブレイク。まさに時の人として話題に。そして様々なジャンルを歌いこなし、タイのおしゃれな音楽ジャンルをけん引してきたピジカーさん。KALA(ガラ-)というバンドで大人気だったヌム・ガラーさんがソロとして参戦と、とにかく豪華。

雨のやまない最悪のコンディションの中でも楽しくライブができたという初日の13日、タイランドハイパーリンクスではこの豪華メンバーに独占インタビューを行いました。4人ともとても仲良しで、お父さん役のパラポンさんを中心に微笑ましいファミリーのよう!

 

タイロックの大御所パラポンさんをはじめ実力者揃い!

--今回のGMM Grammyチームは豪華ですね!緊張します。この4人でタイ・フェスティバルに出演する気持ちを教えてください。

ピジカー:お兄さん!どうぞ

パラポン:(笑)とても光栄で嬉しいですね。みんな日本に来て歌いたいと思っていたし、日本に住んでいるタイ人に僕たちの歌を聴かせたいと思っていました。もちろん日本人にも僕たちの歌を聴かせたいと思ってますけどね。

ピジカー:私たち3人は(ピジカー、ペック、ヌム)はタイ・フェスティバルが初めてなんですよ!

ピジカー

ピジカー

--そうなんですね。パラポンさんはタイ・フェスティバルでも何度も来ていますし、タイでは本当に有名ですよね。それによく日本に来ていますよね。

パラポン:日本にはよく来てますね。なんで知っているんですか?

--いろんな日本のタイ料理屋さんに、パラポンさんの写真が貼って、あー、ここにもパラポンさん来たんだ!あっ、ここにも。えっ?ここにも?…ってパラポンさんが日本でもタイ料理屋に出没している事を知りまして。

パラポン:ははは。ええ、日本のタイ料理屋に結構行きましたね。

パラポン

パラポン

--キャリアも凄く長い方で大御所だと思いますが、これだけ長くタイ人に愛される理由は何だと思いますか?

ピジカー:うまいから(笑)!

--えっ?それだけ(爆)?

ヌムガラー:僕は小さい頃から彼の曲聴いてましたよ。

ピジカー:私は5歳から聴いてる!

ペック:僕は10歳から聴いてますよ(笑)。

ペック・パリットチョーク

ペック・パリットチョーク

--私も初めてタイに行った20年近く前にパラポンさんがテレビで歌っているのを何度も見ましたよ。

パラポン:そうだっけ(爆)?

--ヌムさんは以前はKALAというバンドを組んでいたんですよね。YouTube見させていただいたんですけど、今はバラード系のロックが多いんですか?

ヌム:確かにMVなる曲はバラードが多いかも。でもライブでは激しいロックばかり演奏してますよ。

ヌム・ガラ-

ヌム・ガラ-

--ピジカーさんは私とてもお会いしたかったんです。誕生日が同じなんですよ。

ピジカー:えっ?11月6日?おおおおー(握手)!この日に生まれた人は才能があるんですよ。えへへ。

--やったー!おしゃれなお姉さんと言うイメージがあったんですけど、作詞作曲もしていますよね。バンドのボーカルだった時期もあるし、色々なジャンルで活動して来たと思うんですけど。

ピジカー:みんなドラマの主題歌だけ聴いているので、そんな風に思ってくれていないと思うんですけど、アルバムでは作詞作曲にも参加しているし、ジャズ、ソウル、ファンクとかなりジャンルは豊富なんですよ。ぜひ聴いてほしいですね。

--日本にはよく来るんですか?

ピジカー:今回のタイ・フェスティバルを入れて4回日本に来ました。そのうちの3回は旅行です。

 

「The Mask Singer」で人気再燃のペックさん

--ペックさんはタイで人気番組「The Mask Singer」で話題になりましたよね。有名人がマスクをかぶって誰だか当てる番組ですよね。

ペック:カンガルーの扮装をして顔を隠して出演しました。確かにあの番組でフォロワーが凄く増えましたね。

--何か変わったことをしたんですか? 

ペック:いつも僕は英語の曲は歌わないんですけど、あの番組で歌ったら、最近凄く人気が出ました(笑)。

--その番組以前から実はキャリアも長いし、タイ・フェスティバルは初めてでも、もう何度も日本に歌いに来てますよね?

ペック:コンサートには3回来ています。1回目はMOSさんとアイス・サランユーさんとの3人組ユニットで一緒に来ましたね。

 

この4人でのパフォーマンスはとてもレアだった!

--パフォーマンスが終わったばかりですけど、感想はいかがですか?

パラポン:凄く楽しかった!心がいっぱいになりました。

ピジカー:お客さんの思いがとても暖かく感じましたね。

パラポン:今日雨でしょ。それなのにみんな帰らないで本当に真面目に聴いてくれて。

--ヌムさんはこのステージが日本で初めてのコンサートですよね

ヌム:初めてです…。実はステージに出る直前まで緊張してドキドキしていたんですよ。

--えっ?落ち追いた雰囲気なので全然わからなかったです。

ヌム:ずっとKALAというバンドを組んでいて、ソロになってまだ1,2年なんです。心細いし、みんな自分を受け入れてくれるかなー?もし受け入れてくれなかったらどうしよう、って思っていました。でもステージに出たらお客さん全員が暖かく迎えてくれて、本当にうれしかったです。

--この4人でイベントやコンサートで歌う事はあるんですか?

パラポン:時々イベントはあるけど、もっと大勢で集まって歌うよね?

ペック:この4人だけで歌ったことはないですね。

--全員音楽ジャンルも年代も、キャラクターも違うのでどんなパフォーマンスになるのかなって思っていました。

ペック:まず安心して望めましたよね。お父さん(パラポンさんをさして)がいるし(爆)!

ピジカー:(爆)

パラポン:凄く楽しかったよね!子供たちとパフォーマンスできて!

ペック:オカーサン(日本語)!※ピジカーさんを指さして

--それはちょっと失礼じゃ(笑)…。

パラポン:確かにそれぞれがスタイルも音楽ジャンルも違うから、ファンも違うと思うんです。でも、みんな気を使ってくれて楽しんで聴いてくれたね。

ピジカー:ジャンルが違ってもやっぱり同じ歌手だから、気楽に、そして楽しく歌えました。とてもハッピー!

ヌム:ずっと日本で歌ってみたかったんだけど、日本から呼ばれる可能性は少ないと思っていました。だから今回タイ・フェスティバルで歌えることになって本当にうれしかった。

--ヌムさんは旅行で日本に来たことはありますか?

ヌム:去年の6月くらいに遊びに来ました。夜、ストリートミュージシャンみたいに道で演奏はしましたけどね。

--えつ?東京で?

ヌム:そうそう。東京です。

 

この後、4人で刺身を食べに行ったようです…

--今回は何日くらい日本にいられるんですか?

ピジカー:5日間です。

ペック:僕以外は5日、僕は10日間いられます!

--じゃあペックさんは皆さんよりゆっくり日本を楽しめますね。

ペック:いや、実は仕事なんですよ。雑誌の撮影で。

--あら!大忙しですね。ところでタイ・フェスティバルが終わったら日本でこれをして帰ろう、と思っている事はありますか?

パラポン:(にやりと笑って)新宿に行く!

全員:はははは!

ペック:僕はショッピングかなー?

ピジカー:私はタワーレコード。渋谷のタワーレコードにとても素敵なカフェがあるんですよ。映画の舞台になったので凄く行きたいんです。昔はバンコクにもタワーレコードがあったんですよね。

--あった、あった!

ピジカー:バンコクのタワーレコードには沢山の思い出があって特別な場所なんです。まだ日本にはあるから羨ましい。

ヌン:マンガが売っている店に行きたいな…。行けなくても美味しい刺身だけは絶対に食べたい。今夜はパラポンさんの友達が連れて行ってくれるんですよ!

--あら!良いですねー!

パラポン:そう、僕が連れて行く!

--あれ?今日はもしかしてこのメンバーで刺身を食べに行くということ?

ペック:うん!(日本語)

--ペックさん、ちゃんと日本語で「うん!」って言えるんですね。

パラポン:大阪から友達が東京まで来てくれているんですよ。今日は刺身の美味しい店に連れて行ってくれるそうです(笑)!

[インタビュアー 吉田彩緒莉]

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