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タイランドハイパーリンクスでは2024年の第24回タイフェスティバル東京で、タイのシンガーソングライターであり、卓越したギタリスト、そして数々のアーティストへの楽曲提供・プロデューサーとして知られる“天才”THE TOYSのインタビューを行っている。
The Toys 独占インタビュー~タイが誇る天才ミュージシャンはシャイで日本が大好き
彼は海外アーティストの影に埋もれがちだったT-POPシーンを、その独自のセンスと先進性でワンランクもツーランクも引き上げた、T-POP界貢献者の一人でもある。
そんな彼が母国タイのメディアで「子供のころからの夢だったボーイズグループのプロデュースをする」と宣言しプロジェクトを始動。その彼の本気の結晶が3人組ボーイズグループ『VVV(トリプルヴィ)』として我らの前に現れた。
メンバーはJanus(ジェナス)、Jeewath(ジーワット)、Junior(ジュニア)と全員頭文字が「J」。あれ?なぜ「JJJ(トリプルJ)じゃないんだろう?」と不思議に思っていたところ、タイでの3人でのインタビューで、THE TOYSが心を込めて名付けたグループ名の理由が語られていた。
それは「時計にはそれぞれ役割・スピードが違う秒針があり、1日にたった一度、一瞬だけ重なる時間がある」ということから3人のメンバーを時計の3本の針(秒針・分針・時針)に例え、「完璧に重なる一瞬」と言う意味合いを表現した、というもの。
グループ名からして、THE TOYSがこのグループにどれだけ愛情と心血を注いでいるかがわかるではないか!
楽曲はTHE TOYSワールド全開。彼の持ち味であるポップでメロウな楽曲を、ボーイズグループ仕様に落とし込んだ、見事なアプローチだ。
2000年代ポップスやシンセポップ、日本でニューミュージックと言われたアーティストをこよなく愛する大人世代の方にも、ぜひ聴いていただきたい!
THE TOYSは現地メディアで「VVVは自分の子供のようなもの」と公言している。ということは、我らは職業的「お父さん」と「子ども」を取材する光栄にあやかれたこととなる。
果たして天才自らが選抜した3人はどんな人?

--初めまして!今日はよろしくお願いします。
3人:僕たちはVVVです!!

左からJanus(ジェナス)、Jeewath(ジーワット)、Junior(ジュニアー)
--わぁ!びっ、びっくりした。
3人:(爆笑)
Janus:僕はJanus(ジェナス)です!
Jeewath:僕はJeewath(ジーワット)です!
Junior:僕はJunior(ジュニアー)です!
Janus:(なぜかパン、と手を叩く)
Jeewath:(爆笑)
--タイのグループって必ず決まった挨拶があるんですね(笑)。時々心臓の準備ができてなくて、びっくりすることがあります(笑)。
まさに今ステージが終わったばかりですが、タイフェスティバル東京でのステージ終了後の感想を聞かせてください。
Janus:僕たちの初めての日本公演です。とにかくたくさんの人がいてパワーをもらいました。

Jeewath:音楽がタイと日本をつなげてくれていることを、目の当たりにしました。そして音楽が僕たちを日本とつないでくれる。こんなに嬉しいことはないですね。

Junior:実は2か月前に日本に旅行に来ていたんですけど、今日はステージだから全然違う。ファンの皆さんがアクションに応えてくれて、凄くかわいかったです。パフォーマンスしていて気持ちが良かったですよ。

--VVVは、今のT-POPをけん引している一人で、天才と言われているTHE TOYS(FUJI ROCK FESTIVAL、サマーソニック、タイフェスティバル東京2024出演)が全面プロデュースするボーイズグループと言うことなんですけど、凄くラッキーですよね。
Janus:過去の自分には、今日の自分があるだなんて想像もできませんでしたよ。だからTHE TOYSのプロジェクトが決まったときには、とても嬉しかったです。だって彼が、僕たちの魅力や力を見て選んでくれたっていうことじゃないですか。
Jeewath:そうだよね。THE TOYSは本当に才能があるアーティストなので、その人の元で一緒に仕事ができるなんて…それに、これは僕たちにも成長の機会が与えられたっていうことだと思ってるんです。

Junior:僕にとってTHE TOYSは憧れのアイドル的存在だったんですよ。
--そうだったんですか!それは相当嬉しいでしょうね。自分の事を、憧れの人がプロデュースしてくれるなんて、なかなか人生において起きない奇跡ですよ。
Junior:はい(満面の笑み)。だから彼がプロデュースするって初めて聞いた時に、本当にワクワクしました。彼はタイのトップアーティストだから、彼が成功したように、僕たちもそれを追いかけたいって思っています。
--このプロジェクトはオーディションでメンバーを決めたんでしょうか?
Janus:個人の動画をアップしていたんですけど、What The Duckのスカウトマンが、僕の動画を見て「こういうプロジェクトがあるけど、興味ありますか?」っていうメッセージを送ってくれたんです。僕もかなり興味があったので、まずは研修生として参加を決めました。

Jeewath:僕もYouTubeのチャンネルを持っていて、What The Duckのスカウトマンから声をかけられました。
Junior:みんな同じスカウトです。Janusがステップ1、Jeewathがステップ2、僕はステップ3の順番で声をかけられたって感じです。僕らは全員動画を見たスカウトマンに声をかけられんですよ。そして、THE TOYSが僕らを選んでくれたんです。
Jeewath:そうそう。ある日呼ばれたのでミーティングを持つのかな?と思って集合場所に行ったら、この2人がいました(笑)
Janus・Junior:(笑)
Jeewath:それで3人で初めて話しました。
--その時はどんな話をしたんですか?
Janus:みんなシャイだったからなあ(笑)。だから僕から話しかけたんです。
Jeewath・Junior:(笑)
Janus:どんな音楽が好きなの?とか、この3人でどんな音楽をやっていく?とか、結局音楽の話でみんなが繋がれたと思います。

--初めてTHE TOYSと話した時は、嬉しかったんじゃないですか?
Janus:気持ちというか、何と言うか、THE TOYSさんの話し方のスタイルが凄く独特で印象深かったです。
Junior:そうそう、彼独自の話し方をします。区切りかな?もう「THE TOYS」らしいです。

--実は私たち2024年のこのタイフェスティバルの会場で、THE TOYSさんにインタビューをしているんですよ。日本が大好きみたいで、言葉数は多くないんですけど、とても楽しそうに、たくさん話してくださいました。
3人:そうなんですか?
--最近のタイのインタビューでTHE TOYSさんが、3人のことを「自分の子供みたいなもの」とお話している記事を発見したんです。年齢はお父さんというか、お兄さんでしょうけど(笑)、そう思うと私たちは「職業的お父さんと子供」をこのタイフェスで取材ができたからラッキーだなあと思いました。
Janus:日本の方にそう思っていただけることがとても光栄ですよ。あー…でも本当にその通りで、音楽のことだけではなくて「偉い人と話すときはこう話すんだぞ」とか、生活のことや日常のことについても教えてくれます。
--えっ?そうなんですか(笑)?THE TOYSが人付き合いのお話まで指導してくれるなんて、本当に面倒見がいい優しい方なんですね。

--THE TOYSの曲は、私は大好きでほぼ毎日聴いているんですけど、絶対歌えないです(笑)。口ずさむことも難しいと言うか。これはアーティストの方でも歌いこなすのはかなり難しいんじゃないかな?と思うんですけど、その点はいかがでしょう?
Jeewath:うーん(目を閉じて)。本当に難しいですねえ。僕はラップも担当しているんですけど、曲によって難しさが違います。フレーズの中にたくさんの要素が詰まっていたりして、それをラップで表現することが、特に難しいかな(笑)。
Janus:ラップの部分の詞も理解しないといけないんですけど、THE TOYS独自の言葉がぎゅっと詰め込まれているので、その意味とか真意を理解して、自分たちらしく再現するっていうことは、確かに難しいんですけど、凄くやりがいもあります。

--VVVは昨年11月15日にプレデビューで『Envy』をリリースして、公式デビューは今年の2月でつい最近なんですね?その時に『Nerdy』をリリースしたから公式デビュー曲は『Nerdy』なんですかね。
日本語で「おたく」の意味だそうですが、3人にはオタク気質な部分はありますか?
Janus:あー(笑)、ありますよ、ありますよ。僕はアニメオタク、それからゲームオタクですね。僕はたまにアニメの店をのぞきに行くんですけど、店員さんが日本語で話しかけてくれるだけで嬉しいです。それくらい、僕は日本語が大好きなんですよ。かわいいですよね、日本語。「好きでーす(日本語)!」
--(爆笑)
Jeewath:僕は車オタクです。いつかコレクションしたいくらいで、暇な時間があれば車を見に行っています。
Junior:うーん、僕は今、歴史を学んでいてかなりはまっているから、歴史オタクかな? でも最近、小さい木が妙に好き。植物を育てているんですけど、もっとコレクションしようかな?って思ってます。植物オタク(笑)?
--今日のステージでも1曲目に『Nerdy』を披露していました。オタクを表現してるのかな?ダンスも凄くユニークというかかわいらしい。でも、曲は柔らかいのに、振り付けは意外とアクティブでしたね。驚きました。
Janus:そうですね。この曲は僕たちの血の中にあるパワーを引き出してくれる曲です。ちょっと疲れちゃっても(笑)パワーが出てくる。
Junior:なんていうのかな。僕たちの中にあるエネルギーを爆発させるような曲ですかね。体の中で温まったもの全部出すような感覚。

--ちょっと意地悪な質問なんですけど、自分以外の2人の事をどう思っているのか教えてください。
3人:あははははは(爆笑)。
Janus:僕はね、Jeewathと初めて会ったとき「僕のラッパ-を見つけたぞ!」と思いましたよ(笑)。一緒にやっていけるって思いました。
Jeewath:(吹き出す)
--THE TOYSは、曲にラップパートをたくさん入れてきそうですよね。確かにJeewathさん、今日もラップのパートがありました。
Janus:Juniorは最初に会ったときにスマホをいじってたんですよ。話しかけづらいなーって思ったんですよね。ちょっと喋った後またスマホに戻っちゃって!
Junior:(口をとがらせる)。
Janus:ちょっとそれがあって、仲良くできるかなと思ったけど(笑)、全然楽しい人でした。
Jeewath:Janusは年下でいたずらっ子だから、僕が育てないといけないなーって思いましたね。Juniorは時間もルールもきちんと守るし、このグループのリーダーだと思っていました(笑)
Junior:(まんざらでもない顔)。Janusはね、凄いアイデアマンなんです。想像力が豊かなのはいいんですけど、考えたらすぐ実行して、ちょっと失敗しちゃう。
Janus:…(笑)
Junior:だから、時には注意深く行動してくれるといいなあ、と思っています。

--(笑)…面白い。
Junior:Jeewathはグループをとてもよくフォローしてくれます。僕はまだリーダーという役割にはなっていませんけど、将来リーダーになったら、きっと頼れる僕のアシスタントになってくれると思いますね。
-- 3人でいる時はどんな話をするんですか?
Junior:僕ら年齢がそんなに変わらないので、 3人で今日の出来事や近況とか、とにかく何でも話してますね。例えば「今日は雨降ったねー」とか「今日はタクシーが捕まらなかったよー」とか、ほんの些細なことを何でも話す友達でもあり、仕事仲間ですね。この3人ならではの関係だと思います。

--ステージが終わってもうひと安心?と言う感じですかね?帰国までに何をしておきたいですか?
Janus:実はこの後もう一つ仕事が入っているんですけど、それが終わったら、あったかいラーメンを食べて帰りたいです。できればオープンエアーの気持ちが良いところで、リラックスしながら食べられたらいいな。
--本格的なラーメン屋だとオープンエアーの店あるかなあ?
Jeewath:日本に来たらできるだけたくさん楽しんでタイに帰りたいけど、今回はちょっと滞在期間が短いですね。
--あれ?いつタイに帰国するんですか?
Jeewath:3日間程度しか日本にいられなくて、5月12日の夜には帰ります。Janusと同じで、オープンエアな屋台みたいなところで食事したいなあ。あとは、買い物くらいじゃないかな。
Junior:前回旅行で日本に来た時も、滞在時間が短かったんですけど、今回も短いですねえ。美術館か博物館には行きたいんですけど、まだどこがいいか調べ切れていません。
--では最後に、タイフェスティバル東京に来てくれた日本の皆さんや、タイの皆さんにメッセージをお願いします。
Janus:タイフェスティバル東京で僕たちを応援してくれた日本のファンの皆さん、タイ人の皆さんに本当に感謝してます。皆さんの応援でパフォーマンス中の僕たちの緊張や、疲れが吹っ飛びました。
僕たちの事を忘れないで、応援してください。これからも、よろしくお願いします。

インタビュー終了後、どうやら本当にラーメンを食べたかった3人。「美味しいラーメン屋さんを教えてください」と尋ねてきた。
タイ人の皆さんにとっては、豚骨ラーメンや、一蘭はかなりの当たり前。3人とも「さっぱりしたラーメンが食べたい!」ということで、しょうゆラーメンかな?と思いつつ、我らは「喜多方ラーメンがよいのでは?」とお教えした。
果たして3人は、美味しい喜多方ラーメンにありつけたのだろうか…?
THE TOYSが真剣に選んだ運命の3人は、何とも言えない癒し系。タイに行ったときに感じる「ほっ」とした雰囲気をまとっていた。
今後の彼らの飛躍がとても楽しみだ。
[取材・文:吉田彩緒莉(Saori Yoshida/Interview・text)]
[通訳:Boy In Tokyo]
VVV
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