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タイで外国人犯罪対策を強化、「入れない・滞在させない・逃がさない」 約3万人を入国拒否

2026年6月5日 配信

タイ入国管理局は、越境犯罪の摘発と、観光客を装って国内に潜伏する外国人への対策を強化していると明らかにしました。2026年6月4日にタイ政府メディア NBT Connextが伝えています。

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入国管理局によると、2026年初めから全国の入管に対し、警察庁の方針に基づき、越境犯罪の一掃と外国人による治安・経済・社会への影響を防ぐための取り締まりを徹底するよう指示しています。

対策の柱は「入れない」「滞在させない」「逃がさない」の3つです。

「入れない」対策では、APPSシステムを活用し、タイ国内での収監歴や国際手配などによりブラックリスト入りしている外国人を事前に把握。現在、ブラックリスト対象者は169,506人に上り、該当者は航空会社によって出発地で搭乗を拒否されるほか、陸路の国境検問所でも入国を認めない方針です。

また、ビザ免除制度を利用して入国しようとした外国人についても、全国の入管で面接を行い、治安上のリスクがあると判断された場合は入国を拒否しています。2026年1月から5月までに、入国を拒否された外国人は計29,490人に上りました。

「滞在させない」対策では、取得したビザの目的と異なる活動を行っている外国人のビザを取り消し、国外退去などの措置を実施。2026年1月から5月までに、668人が入国拒否または国外退去の対象となりました。さらに、2026年1月から4月までに、外国人による各種違法行為で14,161人を摘発しています。

「逃がさない」対策では、全国の入管が対象者情報を整理し、地域の警察と連携して重点的な捜索・摘発を実施。2026年1月から5月までに、観光地など外国人コミュニティが多い地域を中心に190カ所を重点対象として調査し、これまでに31人以上を逮捕しました。残る対象についても、引き続き行動確認と捜査を進めているということです。