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ワット・シースパン(วัดศรีสุพรรณ)
2026年7月24日、タイ北部チェンマイにある寺院「ワット・シースパン(วัดศรีสุพรรณ)」で、女性が銀色のウボーソット(布薩堂)に入れないことをめぐり、海外のSNS利用者を中心に議論が広がっていると、カオソッド・イングリッシュが伝えています。
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議論のきっかけとなったのは、外国人観光客のAurélie Drvn Ggrさんが7月21日にXへ投稿した写真でした。
投稿には、ウボーソット前に設置された「女性は立ち入り禁止」とする案内板と、内部へ入る男性の姿が写っています。投稿者はフランス語で「入場料を払えてうれしい。入れないのに」と皮肉を込めてコメントしました。
投稿は460万回以上表示され、男女ともに入場券を購入する必要がある一方、銀のウボーソット内部へ入れるのは男性だけであることに対し、海外から男女平等や料金の公平性を疑問視する声が相次ぎました。
案内板には、女性は建物の周囲を歩き、携帯電話を通して内部の様子を見ることができるとの説明も記されています。また、不自然な英語表現が使われていることについても、外国人観光客が多く訪れる場所として改善を求める意見が出ています。
ワット・シースパンは、別名「シルバーテンプル」「銀の寺」として知られるチェンマイの観光名所です。
寺院は西暦1500年ごろ、ラーンナー王朝のムアン・ゲーオ王の時代に建立されました。銀細工の工房が集まるウアライ地区に位置し、銀やアルミニウムを使った精巧な金属装飾がウボーソットの内外に施されています。タイ国政府観光庁も、同寺院をムアン・ゲーオ王の治世に建てられた寺院として紹介しています。
現在の銀色のウボーソットは、地元の銀細工職人らによる改修によって造られたもので、仏教の教えや寺院の歴史、ラーンナー地方の文化などが立体的な装飾で表現されています。

ワット・シースパン(วัดศรีสุพรรณ)
カオソッド・イングリッシュによると、タイのSNS利用者からは、女性の立ち入りを制限する慣習は仏教全体の教えではなく、ラーンナー地方に伝わる民間信仰や精霊信仰に由来するとの説明が寄せられています。
こうした制限はタイ全国の寺院で一般的に行われているものではなく、タイ北部の一部寺院に残る地域的な慣習です。
一方、タイ国内でも女性の立ち入り禁止については以前から議論があり、制限を維持するのであれば男女で入場料金を変えるべきだとの意見や、チケット購入前に見学できる範囲を明確に説明すべきだとの声が上がっています。
また、外国人観光客に仏教全体の規則だと誤解されないよう、ラーンナー地方の歴史や信仰に基づく慣習であることを、多言語で詳しく説明する必要があるとの指摘も出ています。
今回の投稿をきっかけに、地域に受け継がれてきた伝統と男女平等、さらに同額の入場料を徴収しながら見学範囲が異なることの公平性が改めて問われています。
[出典]
X:Aurélie Drvn Ggrさんの投稿
Khaosod English「Thai Temple’s Ban on Women Sparks Global Equality Debate」
タイ国政府観光庁「Wat Si Suphan」
Ravie d’avoir payé l’entrée. Pour ne pas entrer. pic.twitter.com/DdTEkHKngA
— Aurélie Drvn Ggr (@AurelieDrvn) July 21, 2026
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