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タイ民間航空庁(CAAT)は、2025年を通じて航空安全・保安・次世代航空技術分野における監督体制を大きく前進させ、国際的な評価と信頼を回復したと発表しました。2026年1月18日のタイ広報局が伝えています。
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最大の成果として、2025年4月、タイは米国連邦航空局(FAA)が実施する国際航空安全評価制度(IASA)において、最上位となる「カテゴリー1」の地位を回復しました。これにより、タイの航空安全監督体制が国際基準を満たしていることが改めて認められ、タイの航空会社は米国への直行便運航や、韓国、日本、香港など主要市場への路線拡大が可能となります。
この評価回復は、法制度の見直しや規制改革、人材育成を含む包括的な改善策の成果とされています。
また、CAATは国際民間航空機関(ICAO)が実施する安全監査(USOAP-CMA)においても高い有効実施率を記録し、国際基準への体系的な適合が確認されました。
さらに、将来を見据えた取り組みとして、CAATは安全基準を厳格に設定したうえで、電動垂直離着陸機(eVTOL)の試験飛行を承認・監督しました。これは、空飛ぶクルマを含む次世代航空モビリティ(AAM)導入に向けた制度整備の第一歩と位置づけられています。
CAATのマナット・チャワナプラユーン長官は、革新と安全の両立を重視し、世界的な航空の変革に遅れず対応していく姿勢を示しています。
こうした流れを受け、CAATは2026年12月1日から3日にかけて、ICAOと共同で「AAMシンポジウム2026」を開催する予定です。国際的な規制当局や専門家、業界関係者が集い、次世代航空技術と制度の在り方について意見交換が行われる見通しです。
一連の動きは、タイが航空安全と先端技術の両面で、地域の航空ハブとしての役割を強化していることを示すものといえます。
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