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韓国で、タイ人女性が韓国人の夫から熱湯をかけられ重傷を負った事件を受け、在韓タイ王国大使館が被害者支援に乗り出していることが明らかになりました。被害者の女性は現在、損害賠償を求める民事訴訟の提起に向けて準備を進めています。2025年12月の各報道が伝えています。
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在韓タイ大使館によりますと、女性は2025年12月3日、就寝中に顔などに熱湯をかけられ、体の約40%に重度のやけどを負ったとのこと。事件後、ソウル東部の病院に搬送され、治療を受けており、現在は容体が徐々に回復しているということです。
大使館は、女性が韓国で弁護士を依頼するための支援を行い、現在は民事訴訟について法的な相談を進めているとしています。あわせて、韓国当局と連携し、被害者の権利保護と法的手続きが適切に進むよう支援を続けています。
一方、警察はこの事件を故意による暴行とみて捜査を進めており、夫は刑事責任を問われています。025年12月16日には、ソウル北部のウィジョンブ地裁が、逃亡のおそれがあるとして夫に対する逮捕状を発付しました。
捜査当初、夫は「妻の外見を損なう目的だった」といった趣旨の供述をしたとされていますが、その後の取り調べでは「誤って転倒し、熱湯がかかった事故だった」と主張しているということです。
また、駐韓タイ大使は12月8日に被害者を見舞い、今後も法的支援を含めた支援を継続する考えを示しました。さらに、タイの民間団体からも、治療費支援などの申し出が寄せられているとしています。
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