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タイ南部プーケットで、公共スペースに貼られたステッカーのQRコードを通じて違法薬物が売買されている可能性があるとして、地元議員が注意を呼びかけています。
警鐘を鳴らしているのは、プーケット県第2区選出の下院議員 Chalermpong Saengdee(เฉลิมพงศ์ แสงดี)氏です。2025年11月5日のSNS投稿によりますと、観光スポットや歩道沿いの電柱などで、QRコード付きのステッカーが複数確認されているといいます。
投稿には、現場で撮影された写真も掲載されており、ステッカーには「MDMA」「KET」「LSD」などの薬物名とともに、QRコードが印刷されている様子が写っています。また、QRコードからアクセスした先とみられる海外サイトの画像も示されており、オンライン上での販売につながる可能性があると指摘しています。
議員によりますと、暗号資産で支払いを行い、位置情報を使って受け渡す形式とみられ、摘発を避けるための新しい手法として悪用されている可能性があるということです。
議員は、警察や麻薬取締機関に対し、実態調査と取り締まりの強化を求め、「プーケットは世界的な観光地であり、住民と旅行者の安全を確保する必要がある」と呼びかけています。
プーケットでは、外国人観光客が多く訪れる地域を中心に同様のステッカーが見つかったとの報告もあり、地域では警戒が高まっています。
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