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プーケットのQRコード薬物事件、ロシア人の男をサムイ島で逮捕

2025年11月7日 配信

©เฉลิมพงศ์ แสงดี – Chalermpong Saengdee

プーケットで街中に貼られたQRコードを通じて違法薬物の宣伝が行われていたとされる件で、タイ入国管理当局は2025年11月6日、ロシア国籍の27歳の男をスラーターニー県サムイ島のホテルで逮捕しました。各報道が伝えています。



男はプーケットで発行された逮捕状を受け、サムイ島へ移動して身を隠していたとされています。捜査には入国管理局、麻薬取締当局、地方警察が協力し、SNS上に投稿された情報が追跡の手がかりになったということです。

地元のSNSでは、観光地の電柱などに薬物名とQRコードが記載されたステッカーが貼られている様子が拡散されており、問題のQRコードは海外の薬物販売サイトにつながっていたとされています。

捜査員がホテルを訪れた際、男は不審な動きを見せて裏口から逃走を図りましたが、短距離の追跡の末に確保されました。部屋の中からは複数のQRコードステッカーや、関係者に報告するためとみられる画像が保存されたスマートフォンが押収されました。

男は、メッセージアプリを通じ海外にいる人物と連絡を取り、送られてきたステッカーをプーケット各地に貼る役割を担っていたと供述したとされています。報酬は暗号資産で支払われ、短期間で数百ドルを受け取ったと述べたということです。

警察は、背後に複数の関係者が存在するとみて捜査を続けており、男は薬物を宣伝した疑いでプーケットの警察署に身柄を移されました。関係当局は、外国人による同様の行為が他地域に拡大している可能性もあるとして取り締まりを強化する方針です。

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