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タイ南部プーケット県のプーケット国際空港の駐輪場で2025年6月25日夕方、放置されていたバイクの中から不審物が発見され、関係当局によって制圧・処理される騒動がありました。空港の運航には影響はなく、負傷者も報告されていません。各報道が伝えています。
空港によると、午後4時10分ごろから国内線ターミナルの駐車エリアに2台のバイクが駐輪されていましたが、1人の運転者だけが戻り、1台が残されたままになっていたことに警備員が気づいたとのことです。
報告を受け、空港長は即座に緊急対応計画を発動。警察の爆発物処理班(EOD)をはじめ、タイ陸軍のEOD部隊、地域警察、警察犬チームなどが現場に出動しました。
調査の結果、問題のバイクから手製の爆発物のようなものが見つかり、周囲200メートルを封鎖。安全な手順で制御爆破が行われ、事態は沈静化しました。
「空港と警察は連携して迅速に対応しました。現在、空港内のチェック体制はさらに強化されています」と空港長は述べています。
また、プーケット県警は「市民からの通報で事態を把握し、慎重に調査を進めました。現在は回収した物品の鑑識を進めています」とコメント。爆発物かどうかの最終判断は、今後の分析に委ねられます。
さらに、今回の件が、隣県パンガーで先日逮捕された男2人の事件と関連している可能性も視野に入れ、捜査が進められています。2人はプーケットに向かう車の中に手製の時限爆弾を積んでいたと報じられています。
空港側は「フライトスケジュールや施設運営に影響はなかった」とした上で、現在も敷地内での警備体制を強化中であるとしています。
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