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パタヤ中心部の美容院で、髪の施術を受けたミャンマー人の女性3人が、施術後に料金を巡ってトラブルとなり、店から出られなくなったうえに、暴行や脅迫を受け、約6万バーツ相当を支払わされる被害に遭いました。警察は通報を受けて捜査を開始し、関係者を特定しています。
事件が起きたのは2025年5月23日深夜で、現場はパタヤ・セカンドロード沿いの美容院です。女性たちは施術代として3,800元(人民元)を支払おうとしましたが、店側は「金額が足りない」として退店を認めず、電話で男4人と女1人を呼び出しました。そのうちの1人の男は「パタヤ警察の者だ」と名乗ったといいます。
その後、呼び出された女が被害者の服をつかんで顔を平手打ちしました。女性たちはさらに20,000バーツと5,000元(人民元)の支払いを求められ、最終的に合計約6万バーツ相当を支払ったうえで解放されました。暴行を加えた女は容疑者として特定されており、警察は暴行容疑で出頭を命じています。
警察によると、美容院には防犯カメラが設置されていませんでしたが、周辺の映像からバイクで現場に到着した男4人の姿が確認されています。男たちは近隣の飲食店に雇われた用心棒で、暴力には関与していなかったものの、店内で被害者に対して威圧的な態度を取っていたとされています。
警察は、男や女を含む関係者全員の身元を特定しており、事情聴取や前歴の確認などを進めています。また、美容院の営業許可や従業員の労働許可についても調査が行われており、違法性が確認された場合には法的措置が取られる見通しです。
警察は「パタヤは観光都市であり、すべての人が安全で公正に扱われるべきだ」として、今後も不当請求や暴力行為への厳正な対応を続ける方針を示しています。
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