子ども向け社会体験アプリ「Gokko World」、タイとインドネシアで配信開始

累計1000万DL突破、東南アジア3カ国へ展開拡大

ファミリー向けデジタルコンテンツの開発・運営を行う株式会社キッズスターは、子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」の海外版「Gokko World」を、2025年12月19日からタイとインドネシアで配信開始しました。これにより、同アプリの提供地域は、先行展開しているベトナムを含む東南アジア3カ国に拡大します。

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「Gokko World」は、子どもが“ごっこ遊び”を通じて社会の仕組みを体験的に学べるアプリとして、日本国内で実績を持つ「ごっこランド」の海外版です。2023年8月にベトナムでサービスを開始し、教育アプリとして現地で評価を高めてきました。

2025年8月には「Gokko World」単体で累計200万ダウンロードを達成し、国内版「ごっこランド」と合わせた国内外累計ダウンロード数は1000万を突破しました。アプリストアでは★4以上の評価を維持しており、ベトナムのGoogle Play教育アプリランキングでは1位を獲得した実績もあります。

今回のインドネシアとタイへの展開は、東南アジア市場における事業基盤を強化する戦略の一環です。インドネシアは若年人口が多く、教育分野への関心が高い市場であることから、社会体験型教育アプリの普及が期待されています。一方、タイは購買力やマーケティング環境が整った市場とされ、企業連携型コンテンツによる収益モデルの早期定着が見込まれています。

同社は今後、東南アジア3カ国での展開を軸に、さらなる地域拡大を視野に入れています。「Gokko World」を通じて世界の子どもたちに社会体験の機会を提供するとともに、企業に対してはファミリー層への新たなブランディング機会を創出していくとしています。

なお、「ごっこランド」は実在企業の仕事をテーマにした150種類以上のコンテンツを提供しており、国内では累計800万ダウンロードを記録しています。アプリ内の“ごっこ遊び”は年間2億回以上プレイされており、近年は大型商業施設でのリアルイベントも開催されています。