プーケットでオーバーステイ外国人の一斉摘発、4人を逮捕

©プーケット入国管理局

プーケット入国管理局は2025年5月21日、外国人のオーバーステイ（滞在期限超過）に対する一斉取り締まりを実施し、ナイジェリア人やイタリア人など、計4人を逮捕したと発表しました。今回の取り締まりは、タイ入国管理局（Immigration Bureau）の方針に基づき、観光地を含むプーケット全域で行われました。

この取り締まりは、2025年5月19日から21日までの期間にわたって実施されたもので、不法滞在のほか、名義貸しによる違法ビジネスや無許可労働など、外国人による各種の法令違反行為を対象としています。

プーケット県入国管理局の捜査チームは、地元関係機関と連携し、以下の4人を逮捕しました。

・ナイジェリア国籍の MR（オーバーステイ761日）
・イタリア国籍の MR（オーバーステイ236日）
・ナイジェリア国籍の MR（オーバーステイ33日）
・アイスランド国籍の MR（オーバーステイ15日）

4人はいずれも「滞在許可の期限が切れた後もタイ王国に滞在していた」という入国管理法違反の容疑で逮捕されており、現在は担当捜査官によって取り調べが進められています。

プーケット入国管理局では、今後も違法行為を行う外国人に対する監視と取り締まりを強化し、観光地としての安全確保と、観光客や地域住民の安心につなげていきたいとしています。