パタヤビーチで深夜の一斉摘発、客引き行為の外国人の女13人を検挙

タイ東部チョンブリ県のリゾートであるパタヤビーチで2025年5月8日夜、タイ警察パタヤ署が違法なサービス提供行為などの摘発を目的とした深夜の一斉取り締まりを実施しました。観光地のイメージを守るとともに、治安の悪化や犯罪リスクを未然に防ぐことが目的です。

今回の取り締まりでは、観光客に扮してビーチ沿いで客引きを行っていた外国人の女性グループが摘発され、13人が検挙されました。警察は関係者に対して罰金を科したほか、個人情報を記録し、再犯防止のための監視リストに登録しました。これらの人物は、今後さらなる調査と必要に応じた法的措置の対象となります。

パタヤ署では、「パタヤは国際的な観光都市であり、こうした違法行為が観光のイメージを損なうことはあってはならない」として、今後も同様の取り締まりを継続していくとしています。取り締まりには、警察署のほか、観光警察、入国管理局、社会開発・人間安全保障局、パタヤ市職員など複数の機関が連携して参加しました。

なお、タイ警察は市民および旅行者に対し、違法なサービス行為や観光客の安全を脅かすような行動に関する情報提供を呼びかけており、通報はパタヤ警察署の公式ページまたはホットライン（082-7999-111 / 191）で24時間受け付けています。