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タイ東部パタヤで2025年6月9日午前0時19分頃、54歳のロシア人男性観光客が、タイ人の交際相手とともに警察署を訪れ、暴行および強盗被害を訴えました。事件はジョムティエン地区のコンドミニアム近くにある空き地で発生しました。
被害者によりますと、立ち小便と喫煙のため道路脇の雑木林に入ったところ、サイドカー付きバイクに乗ったタイ人の男と幼い女の子が近づいてきたとのことです。男はバイクを降りると、突然木の棒で顔や首を激しく殴打し、被害者はその場で気を失ったといいます。
意識を取り戻したときには、所持していたパスポート、運転免許証、携帯電話が盗まれており、現金は持ち合わせていなかったとのことです。負傷した被害者は自力で空き地を抜け出し、近くのコンドミニアムの警備員に助けを求めたあと、友人に連絡し、警察に通報しました。
被害者の顔や首には目立つあざがあり、衣服には血痕が確認されました。交際相手の女性が通訳を務め、事件の経緯が伝えられました。
警察の捜査チームはすぐに現場を調査し、雑木が生い茂った暗く人通りの少ない空き地で、地面に血痕を確認しました。事件現場は大通りから約200メートルほど奥まった場所にあります。
警察は、被害者を病院に搬送したうえで、付近の防犯カメラ映像の確認を進めています。犯人の特定につながる情報を集め、できるだけ早く逮捕に至るよう全力を挙げて捜査を進めています。
今回の事件は観光都市パタヤのイメージに大きく影響する重大なものと位置づけられており、警察は「犯人を決して逃がさず、観光客の安全確保に努める」と強調しています。
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