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事件当時のタイ警察ムアンナコンサワン署の防犯カメラの映像
タイの現地メディアの報道によると、2025年3月7日午後11時頃、バンコクのクローンプレム中央刑務所内で、ティティサン・ウタナポン受刑者(元ナコンサワン県警察署長)が首を吊った状態で発見されました。
ティティサン受刑者は、2021年8月に麻薬容疑者の取り調べ中にビニール袋をかぶせ、窒息死させた事件の主犯とされており、「黒い袋事件」として広く知られています。2022年6月8日には、拷問殺人などの罪で死刑判決を受けましたが、その後、終身刑に減刑され、服役していました。
報道によると、ティティサン受刑者の遺体は、刑務所内の独房で発見されました。通常、クローンプレム中央刑務所では、収監中の受刑者が死亡した場合、遺体をラチャターニ病院に移送することが多いとされています。しかし、今回は刑務所内で遺体が引き取られる手続きが取られたとのことです。
タイ法務省は、事件の詳細を確認するため、監視カメラの映像や関係者の証言を調査しています。ティティサン受刑者の遺体は、警察病院または法医学研究機関で司法解剖が行われる予定です。
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