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タイ政府は2025年3月5日、仏教の日に限定的なアルコール販売を認める方針を提案しました。観光業の促進を目的とした施策の一環で、外国人観光客への対応を強化する狙いがあります。バンコクポストが伝えています。
政府のアルコール飲料管理委員会は、アルコール販売が禁止となる特別な仏教の日に、特定の施設でのアルコール販売を許可することを推奨しました。対象となるのは、国際空港、ナイトライフ施設、ホテル、観光地、国家的なイベント会場などです。
変更が承認されれば、早ければ5月11日の「ヴィサカブーチャ(仏誕節)」から適用される可能性があるとしています。
タイはすでにアジア有数の観光地として知られていますが、仏教の日にはバーが営業を停止するため、観光客が不便を感じることもありました。また、首相は先月、午後2時から5時までのアルコール販売禁止措置の見直しを指示しており、今回の提案もその一環とみられます。
今回の提案は、今後15日間の公聴会を経て保健相の認証を受けた後、最終的に首相の承認を得る流れとなります。
なお、アルコールが販売される仏教の日には「マカブーチャ(万仏節)」「ヴィサカブーチャ(仏誕節)」「アサラハブーチャ(三宝節)」「カオパンサー(入安居)」「オークパンサー(出安居)」の5日が該当します。
■Thailand proposes limited alcohol sales on Buddhist holidays
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