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バンコク・プラナコーン区にある「ワット・ラーチャボピット(วัดราชบพิธฯ)」は、1869年にラーマ5世により建立された王室寺院で、5色のモザイク磁器で覆われた仏塔の装飾が特徴的。タイ国政府観光庁によると、本堂はタイ様式の建築ですが、内部はゴシック調の装飾もみられヨーロッパの影響がうかがえ、本堂の窓や扉に施された真珠を埋め込んだ繊細な装飾や見事な浅浮彫りが印象的とのこと。(参照 タイ国政府観光庁 ワット・ラーチャボピット)
そんなワット・ラーチャボピットでの商業撮影が禁止されました。
ワット・ラーチャボピットは、前撮りや結婚写真の撮影が増加していることを受けて、SNS上での誤解を払拭するため声明を発表しました。声明によると、寺院は仏教に関連する宗教儀式のみを許可しており、結婚式や婚姻登録などの儀式は認められていません。さらに、像や建物に登るなどの不適切な行動も厳しく禁止されています。
一部の写真スタジオが寺院内で撮影した新郎新婦の写真をSNSで宣伝していたこともあり、商業目的の撮影やイベントの開催が問題視されていました。ワット・ラーチャボピットは今後、商業撮影が続いた場合、法的措置を取る可能性があるとしています。
この発表に対し、オンライン上では寺院の決定を支持する声が多く、「寺院をそのような目的で使用するのは不適切だ」という意見が広まっています。
Wat Ratchabophit วัดราชบพิธฯ
[時間]
8:00〜18:00
[住所]
2 Fueang Nakhon Rd, Kweng Ratchabophit, Phra Nakhon, Bangkok 10200
MRTブルーライン・サムヨート駅下車
[ウエブ]
https://www.facebook.com/WatRajabopit2412/
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