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タイ南部スラタニ県のサムイ島で違法に外国人に貸し出されていた19棟の高級ヴィラが撤去予定となっています。これらの建物は法律に違反して建設されたものであり、収入は月額数十万バーツに上っていました。サムイの役人たちが2024年9月18日に調査を行い、違法なヴィラの使用を禁止する措置を取りました。
今回の調査は、ラマイ地区とボプート地区にある高級ヴィラを対象に行われ、2019年からの行政命令に違反して利用が続けられていたことが発覚しました。ラマイ地区では11棟のヴィラが調査され、そのうち1棟にはルクセンブルク国籍の観光客が月額7,000ユーロ(約26万バーツ)で滞在していました。この観光客はヴィラが違法であることを知らずに契約していたため、退去を命じられました。
ボプート地区でも8棟のヴィラが確認され、その中には建築許可を取得せずに建設されたものがありました。調査によれば、あるヴィラでは清掃会社に月額5,000バーツで貸し出され、さらにフランス国籍の人物が月額20,000バーツで1年間の契約を結んでいました。また、別のヴィラにはロシア国籍の家族が2週間滞在しており、賃料は20万バーツに達していました。
サムイ当局はこれらの建物の撤去命令を出しており、今後は正式に撤去作業が進められる予定です。
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