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タイ深南部のテロは月平均7件発生/渡航は止めてください(渡航中止勧告)<2022年度第3四半期>

2023年1月14日 配信

タイ深南部のテロは月平均7件発生/渡航は止めてください(渡航中止勧告)<2022年度第3四半期>

在タイ日本国大使館は2023年1月13日、令和4年度第3四半期(2022年10~12月)のタイの治安及び一般犯罪等に関する情勢傾向についてのお知らせを行いました。



タイ深南部には渡航中止勧告も

大使館によると令和4年度第3四半期(2022年10~12月)には、タイ深南部(ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県、ソンクラー県)で、イスラム武装勢力が関係すると思われる銃器及び爆発物を使用したテロが、月平均約7件発生しました。ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県及びソンクラー県の一部(ジャナ、テーパー、サバヨーイ各郡)については、外務省より危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。

 

日本人の犯罪被害は23件

令和4年度第3四半期(2022年10~12月)の日本人の犯罪被害は23件。大きく報じられたように、バンコク都内で男性を監禁していたなどとして、日本人5人が逮捕されました。(参照 バンコクで日本人5人逮捕、詐欺コールセンターで日本人を監禁も

以下に、犯罪被害について、日本大使館からの情報を転載します。

【タイ駐在日系企業に対する本社の代表者名を騙った不審電話事案の発生】
2022年10月下旬、本社代表者を騙った者からタイ駐在日系企業に不審な電話があったとの報告が当館にありました。具体的には、日本本社社長の実名を名乗り、「現在極秘の買収案件を進めており、デポジットが必要である」、「これから言う弁護士のアドレスにメールを送ってほしい」と日本語で指示してきたとのことです。その際、表示された先方の電話番号が本社の代表番号であったこともあって、疑問を感じなかったが、不審に思った担当者が日本本社へ確認をとり、そのような事実はないことが判明したため、実際の被害等は発生しませんでした。
今後も同様の手口の事案が発生するおそれがありますので、ご注意ください。このような事案は過去に他国でも報告されています。皆様におかれましては、心当たりのない電話やメール、手紙等を受け取った場合には、鵜呑みにして、慌てて電話番号を教えたり、容易にメール等を送ったりせず、本社の関係部署等にも必ず確認するなど、詐欺の可能性も疑ってご対応ください。

【バンコクにおけるスリ被害の多発について】
昨年末、バンコク市内のBTSプロンポン駅やスクンビット通り沿いにおいて、バッグから目を離した隙にスリ集団から財布を盗まれたり、歩行中に背後からスリ集団に接近され、リュックサックに入れていた腕時計などの貴重品を盗まれる集団によるスリ被害(昼夜問わず、いずれも日本人が被害)が報告されています。
スリは「犯行の標的」のスキをうかがっています。自分のことをじっと見ている人がいないか、後をつけている人がいないかなど、周囲に気をつけましょう。年末年始に見込まれる観光客の増加に伴い、スリの動きも活発化する可能性があります。食事中などはバッグを体に触れるように置き、道を歩くときはバッグを体の前に持つように心がけてください。

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