サムイ島は居心地良すぎ？外国人カップルが1年のオーバーステイで逮捕

ココナッツアイランドとも呼ばれるタイ南部のリゾートアイランド・サムイ島。あまりの居心地の良さに「帰りたくない」と思う旅行者も決して少なくないでしょう。

そんなサムイ島で2019年8月13日、タイ警察は外国人観光客の男女をオーバーステイで逮捕しました。

逮捕されたのは、トルクメニスタン人の30歳と28歳のカップルで、滞在期限を366日も超えていました。2人はボプート警察署に勾留され、後に強制送還になる見込みです。

なおタイでのオーバーステイに関する罰則は2016年に強化され、悪質な場合は一定期間タイへの入国禁止となります。

オーバーステイにおける入国拒否について

オーバーステイで出頭した外国人の場合
1.1 滞在許可最終日より数えて90日を超えて滞在した外国人は、王国出国後１年間は入国不可
1.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後3年間は入国不可
1.3 滞在許可最終日より数えて3年を超えて滞在した外国人は、王国出国後5年間は入国不可
1.4 滞在許可最終日より数えて5年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

オーバーステイで逮捕された外国人の場合
2.1 滞在許可最終日より数えて1年を超えない滞在をした外国人は、王国出国後5年間は入国不可
2.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

この法令は以下の場合には適用されない
（1）年齢が18歳になる前に王国を出国する外国人
（2）この政令が適用される前に王国を出国する外国人。