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「知る」ことと「行う」ことの間~変人ポーが語る実行の哲学|タイの変人ポーにインタビュー

2024年4月2日 配信
「知る」ことと「行う」ことの間~変人ポーが語る実行の哲学|タイの変人ポーにインタビュー

変人ポー/右(撮影:山口龍馬会)

タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、二男一女をもうける。2022年3月に幻冬舎より二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)



思考力、はじめました。

変人ポーが講演していたある時、途中、70代の淑女が「そんなこと知っているわ。もっとためになる話をしてくれないかしら」との指摘があったという。変人ポーは「申し訳ございません。私が未熟なもので…」と、この変人ポーより30年以上も長く生きている淑女に敬意を表してお詫びした。変人ポーのリタイアメントについての話をすでに「知っている」その淑女は70歳を過ぎても会社を経営するためにせっせと働き、変人ポーはその淑女よりも30歳以上も若くしてせっせと働くことより引退した。——この違いはなにか。

 

「知っている」と「行動する」

梅:人はなぜ「知っている」だけで満足してしまうのでしょうか?

変:多くの人は、知識を得ることで安心感を得ようとします。しかし、その知識を生活、あるいは人生に活かす行動に移すことは滅多にありません。この淑女のように、経験を積んできた人でも、新しい行動を起こすことは難しいんです。経験が豊富であればあるほど、その知見を行動に移すことのハードルが高くなります。

梅:それはなぜでしょうか?

変:人は変化を恐れる生き物です。既知の情報や習慣に固執し、それが自分の安全な世界を保証すると錯覚します。しかし、真の成長は、既知の枠を超えて新しい試みを行ったときにのみ達成されます。

梅:実際に行動に移すためには、どうすれば良いのでしょうか?

変:自分自身に常に問いかけることです。「この知識をどう生かせるか?」と。そして、小さな一歩から始めて、徐々に行動の範囲を広げていくことが重要です。

 

例えば…

梅:「知っている」と「実行する」の間にあるギャップを例え話で説明してもらえますか?

変:想像してみてください。あなたは厳しい冬を乗り越えるための暖房器具を購入しました。この暖房器具は、部屋を温める機能がありますが、あなたがその使い方を「知っている」だけで、実際にスイッチを入れなければ部屋は温まりません。多くの人が知識を得ることで満足してしまい、実際にそのスイッチを押す行動に移さない。これが「知っている」と「実行する」の間の大きなギャップです。

梅:そのギャップを埋めるためには?

変:まずは、スイッチを入れる行動を日常の一部にしなければなりません。つまり、「実行すること」を習慣にする必要があります。これは、意識的に意志を強く持ち続けることです。繰り返し行動することで、やがてそれが自然と体に染みつきます。

梅:つまりその淑女はそのスイッチを入れる行動を怠った、というか怠り続けた結果が二人(淑女と変人ポー)の違いの正体というわけですか。

変:その淑女の肩を持つわけではありませんが、人間とはおおかたそんなものです。リタイアメントするのに何か特別な能力、経済力、人脈、運・・・といった見えざる特別な“何か”があると考えているようです。物事を複雑に難しく考えないと「仕事をした」感じがしないのも日本人の悪いとこですよね。そうではなく、そのゴールに至るまでの知識はとっくに世の中に溢れており、自分の身の回りに大事なものはすでにあったりします。それを「知っている」だけに「あたりまえ」になっているだけです。だから、実行しない。

梅:その違いのことですね。

変:そうですよ。だからこの話はもっとシンプルで、それを成し遂げたければ四の五の言わずにそれを実行することです。いや、実行“し続ける”ことです。

変人ポー
本名:苅部俊雄
YouTubewww.youtube.com/@curly-th
1978年、神奈川県生まれ。専門学校神田外語学院(KIFL)卒業。2002年に初めて来タイ、タイ在住歴は合計で14年。2000~2015年までの下積み時代には27回転職、26回引越、5ヶ国に住み、5社の起業を経て現在に至る。2010年、NPO法人日本PR(東京都)理事長。2017年、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会会長。2022年、『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(共に幻冬舎)を二冊同時出版。2023年、プーケット移住に伴い隠居。

<内容紹介>
変人ポーの人間力
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!

変人ポーの平和論
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!

全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。

ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。

「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」

よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。

また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。

本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。

<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>

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