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インチキメータータクシー(?)と警察署に行く

2015年9月20日 配信

2014年3月11日掲載 Y.N

タイのセブンイレブン限定日本式カップ茶碗蒸し「カイトゥンカップ・スタイルイープン」画像はイメージです。

  初乗り料金が35バーツ(約100円)と激安なため、何かと利用することの多いバンコクのタクシー。 いかにも人の良さそうな運転手さんもいれば、「この人怪しいな?」という運転手さんも存在します。

  とある場所にタクシーで向かった際の料金は80バーツでした。ところがその帰りのタクシーでは、目的地まであと3キロはあろうというのに既に100バーツ超え。そのタクシーは、フロントガラスに明示しなければならないはずの運転手さんの名札を見えないように隠していたため、「怪しいな・・・」と思っていたら案の定でした。

  「さっきは80バーツだったんだけど、メーター壊れてるんじゃない?あとでタクシー会社に確認するから名札の写真を撮らせてね!」と隠してあった名札を取って携帯で写真を撮ると、運転手さんは「13キロ走って100バーツだから壊れてない。料金表みてよ。」と返答。「距離で料金がかわるのは知ってるけど、でもさっきは80バーツで着いたし、多分そのメーター壊れてるよ。このままだと目的地まで120バーツ超えだよ。」と改めて言うと、運転手さんは「じゃあ、警察に行きましょう。それでいいよね。」と言うので、時間もあることだし、そのままタクシーに乗って近くの警察署へ向かいました。

  とりあえず警察官二人に事情を説明すると、一人の警察官は「たった40バーツじゃないか。」とまるでやる気なし(笑)。「13キロ走って100バーツなら普通だ。」と運転手さんの主張を全面的に受け入れて「100バーツ払うってことで、それでいいだろう。」ということになり、地図で走行距離を確認したいという提案も虚しくその場はお開き。帰り際にはもう一人の警察官がひと言「優しい運転手さんで良かったな!」

  その後グーグルマップでを確認すると、13キロだと運転手さんが主張していた(メーターに表示された)移動距離は、地図上ではわずか8キロ。やっぱりインチキメータータクシーでした(笑)。いや、単にメーターが壊れていただけだと信じたいですね。

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