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タイで挑戦を続けるビジネスパーソンや現地在住者の皆さん、こんにちは。梅田隼人です。日々の激しい環境変化の中で、「なぜあの人はいつも上手くいくのに、自分は空回りしてしまうのか」と頭を抱えたことはありませんか?実は、キャリアの成否や人生の幸福度を分ける決定的な要因は、置かれた環境でも才能でもなく、脳内の「思考のスイッチ」にあるようです。
今回はタイを拠点に独自の人生哲学を発信する変人ポーさんに、人生を天国にも地獄にも変えてしまう『思考のメカニズム』についてじっくりとお話を伺いました。現状を打破し、キャリアを次のステージへ進めたいビジネスパーソン必読の、非常に刺激的なインタビューです。
インタビュアー:梅田隼人
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梅: ポーさん、今日もよろしくお願いします。前回は「幸も不幸もすべては思考が決めている」という、かなりパンチの効いたお話がありましたが、読者の間でも「現実が変わるスイッチなんて本当にあるのか?」と大きな反響がありました。
変: よろしくお願いします。そうですね、「そんな簡単に言うな、現実はもっと複雑だ」と感じた方もいれば、「なるほど、新しい視点が見えた!」と腑に落ちた方もいるでしょう。どちらの感想も100%「正しい」のです。自分がそう感じたのなら、それがその人にとっての真実ですからね。今日はその「思考が現実を創るメカニズム」を、具体的な例を挙げながら解剖していこうと思います。これを聞けば、自分の人生が今どちらの方向に進んでいるのか、その分かれ道がくっきりと見えてくるはずです。
梅: ぜひ詳しく教えてください!具体的にどういうことなのでしょうか?
変: まずは身近な「ラーメン屋」の例からいきましょう。駅前で評判のラーメン屋があるとします。ある日、友人Bさんが「あの店、めちゃくちゃ美味しいよ!」と教えてくれた。それを聞いてワクワクしながらお店に行き、一口食べてみたあなたは「あれ……?正直、まずいな」と思った。さて、この時何が起きているでしょうか?
梅: Bさんにとっては美味しくて、自分にとってはまずかった。意見が割れたということですよね。
変: そうです。まったく同じ一杯のラーメンを前にして、正反対の「現実」が二つ、同時に生まれているんです。そして肝心なのは、この二つの現実はどちらも100%「正しい」ということ。どちらかが優れていて、どちらかが劣っているわけではありません。Bさんの舌が正しくてあなたの舌が間違っているわけでもない。そこには、二つの異なる主観、異なる思考が生み出した、二つの異なる「現実」が存在するだけです。これが、思考と現実の最もシンプルな関係性なのです。
梅: なるほど。客観的な「一杯のラーメン」の味ではなく、それぞれの主観が現実を決めているんですね。これはタイで生きるビジネスパーソンが追求する「幸せ」や「キャリアの成功」にも言えることですか?
変: まったく同じように当てはまります。ここにAさんとBさんという人物がいます。Aさんは家族と豪邸に住み、高級車を10台所有し、年に何度も海外旅行に行く生活を送り、「私は幸せだ」と言っています。
一方、Bさんはごく普通のサラリーマンで、毎朝1時間満員電車に揺られて都心へ通い、また1時間かけて帰る毎日です。でも、家に帰れば心から愛する妻と可愛い子どもたちが待っている。温かい家庭を築くのが子供の頃からの夢だった彼は、「夢が叶った今、本当に幸せだ」と言います。
梅: 客観的な状況や環境は大きく違いますね。一般的にはAさんの方が幸せそうに見えるかもしれませんが……。
変: 結論から言うと、二人ともたしかに「幸せ」なんです。なぜなら、彼ら自身がそう感じ、そう思考しているからです。ここから導き出される極めて重要な結論は、「その人の状況や環境が、その人の幸せを決定づけることはない」ということです。ましてや、他人が誰かの幸せをジャッジすることなど、おこがましいにも程があります。
梅: 環境は関係ないと。確かに、お金持ちでも苦しんでいる人はいますし、質素でも満たされている人はいますね。
変: そうです。有名な俳優さんが電撃離婚するニュースを見て、「あれだけお金も名声もあって幸せそうなのに」と思ったりしますよね。でも当人たちにとっては離婚することが幸せの結論だったのかもしれませんし、この場合でも離婚という状況が幸・不幸を決めるのではなく、あくまで当人たちの思考次第です。幸せとは誰かに与えられるものでも、外側にあるものでもなく、あなたの「思考」が生み出す一つの感情状態に過ぎないのです。
梅: 幸せは自分の思考次第……。では、ビジネスやキャリアにおいて、この思考の違いが具体的にどんな結果の差を生むのでしょうか?
変: ここからが本題です。人生を天国にも地獄にも変えてしまう二つの思考パターンをお話しします。
ある魅力的な商品を前にした時、Aさんは「私にはそれは買えない」と言います。一方、Bさんは「これを買うには、どうしたら良いだろう?」と自問します。また、挑戦したい何かを前にした時、Aさんは「それはできない」と言い、Bさんは「どうやったらそれができるだろう?」と自問します。
梅: たった一言の違いですが、受ける印象が全然違いますね。
変: この裏側には天と地ほどの決定的な差があります。Aさんの「できない」という言葉は、思考の停止を意味します。言葉にした瞬間、脳は考えることを放棄してしまう。客観的な能力の有無は関係なく、本人が「できない」と断定した時点で、その人の現実は「できない」で確定します。一方、Bさんの「どうやったらできるだろう?」は、思考の始まりを意味します。問いを立てた瞬間から脳は方法を探し始め、フル回転します。だからBさんは「できる可能性」を持ち続けることができる。私が言う「思考は現実化する」とは、まさにこのことです。そして、現実が異なれば、それぞれが生み出す「結果」が人生にそのまま反映される。これは万有引力の法則と同じくらい確実な大自然の法則です。
梅: 思考の癖が、そのまま人生の結果になって返ってくるわけですね。これが積み重なると、どれくらいの差になるのでしょうか?
変: 梅田さんが想像する以上に顕著で、恐ろしいほどの差になります。具体的に比較してみましょう。
脳への影響: Aさんの思考は「できない」と言葉にした瞬間から止まり、脳を退化させます。Bさんの思考は「どうやったら?」と自分に問うた瞬間から働き続け、脳を活性化させます。
可能性: Aさんは自分で自分の可能性をどんどん狭めます。Bさんは自分の可能性を無限に広げます。
失敗の捉え方: Aさんは失敗をただの失敗としか考えず、失敗を恐れて挑戦をしないようにします。Bさんは失敗を成功へのデータ、最高のチャンスに変えようと考え、むしろ成功するために失敗するスピードを上げようとします。
責任の所在: Aさんはものごとを他人のせいにします。Bさんはすべてのものごとを自分のこととして捉えます。
人間関係: Aさんは人の失敗を喜び、足を引っ張ります。Bさんは人の成功を自分のことのように喜び、応援します。
姿勢: Aさんは常に傲慢で、自分は正しいと思い込んでいます。Bさんは常に謙虚で、自分にも間違いがあるかもしれないと考えます。
語る内容: Aさんは絶望や愚痴、いつも過去の栄光や後悔を語ります。Bさんは希望や未来、いつも未来のビジョンを語ります。
周囲の環境: Aさんの周りからは不満やため息が尽きません。Bさんの周りにはなぜか笑顔が絶えません。
人生: 結果として、Aさんの人生はどんどんつまらなく色褪せたものになり、Bさんの人生はますます面白く彩り豊かなものになっていくのです。
梅: 恐ろしいほどの格差ですね……。耳が痛いビジネスパーソンも多いかもしれません。
変: この話の最も面白いところをお伝えしましょう。今この話を聞いて、Aさんタイプの人は「そんな奴いるよな」と他人事のように聞き流し自分だと気づかないか、仮に気づいたとしても「自分のことであること」を認めません。対してBさんタイプの人は「待てよ、自分にもAさんのような部分はないだろうか?」と、我が事として自問しているという点です。
梅: うわっ、まさにそこも含めて思考の差が出ているんですね。
変: 結論を言います。今の自分という存在、今の人生、今の環境というのは、すべてその人が過去に考え、選択してきた「その人だけの現実」が、レンガのようにただただ積み重なった結果にすぎません。ですから、その人の人生が今どうであれ、それは親のせいでも、会社のせいでも、時代のせいでもない。すべて、紛れもなく「その人自身のせい」なんです。
梅: 「自分のせい」と言われると、突き放されたように感じる人もいるかもしれません。
変: 厳しい言葉に聞こえたかもしれませんが、これは絶望の言葉ではありません。むしろ最強の希望の言葉です。なぜなら、「自分のせい」だということは、裏を返せばその責任も決定権もすべて自分が握っているということだからです。つまり、「自分次第で、いつからでも人生は変えられる」という最高の証明なんです。
梅: 自分が源泉だからこそ、これからどうにでも変えられるということですね!非常に勇気が湧いてきました。
変: その通りです。次回は、この思考の習慣をより具体的に「Bさんタイプ」へと変えていくための、実践的なトレーニング方法についてお話しします。「自分はAさんかもしれない……」とドキッとした方も大丈夫。必ずBさんへと変わる道筋はありますので、その具体的な方法をお話ししますね。それではまた次回、お会いしましょう。
梅: 次回のお話も楽しみにしています。ポーさん、ありがとうございました!

<内容紹介>
『変人ポーの人間力』
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!
『変人ポーの平和論』
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!
全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!


『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。
ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。
「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」
よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。
また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。
本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。
<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>
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