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タイのスチャート・チョムクリン副首相兼天然資源環境相は、コウラウン(red-whiskered bulbul/別名red-cheeked bulbul)を保護野生動物リストから外す決定について、「保全と持続的利用のバランスを取るため」と説明しました。
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同相によると、決定は国民からの意見聴取と4つの委員会による調査結果を踏まえたもの。全国の野生個体数は4万4,421羽以上で、その約51%が保護林内に生息しているとされ、個体数は安定し繁殖状況も良好で、絶滅のリスクは低いと判断されたといいます。これを受け、国家野生動物保全委員会がリストからの除外を決めました。
一方で同相は、保護林や国立保護林での狩猟・捕獲は引き続き厳禁だと強調。違法捕獲の抑止、合法的な繁殖の促進、許可を得た繁殖事業者の収入創出につながるとの見方を示しました。
また、国立公園・野生動物・植物保全局の局長に対し、巡回や取り締まりの強化、個体数動向の継続監視を指示したと説明。種にリスクが生じた場合は、速やかに保護リストへ再指定する方針も示しました。
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