プーケットで英人男が全裸ダンス、違法薬物も所持

タイ南部プーケットのパトン警察は2025年9月26日未明、バングラ通りで全裸で踊る様子が撮影された44歳のイギリス人男を逮捕しました。各報道が伝えています。

この事件は午前0時12分頃に発生。SNSで拡散された21秒の動画には、ナイトスポットが集まるバングラ通りで男が音楽に合わせて裸で踊る様子が映っており、その後ズボンを履き直し、地面に落ちていたシャツを拾って走り去る姿も確認されています。

警察が身柄を確保したところ、男の所持品から0.89グラムのシロシビンマッシュルーム（通称マジックマッシュルーム）が見つかり、薬物検査の結果を待っているとしています。

男には、公然わいせつや猥褻行為などにより500バーツ以下の罰金が科される可能性があるほか、麻薬5類に分類されるキノコの不法所持、さらにビザの滞在期限を162日超過していたことも判明しており、複数の容疑が適用される見込みです。

今回の逮捕は、直前にプーケット市内でロシア人男がタイ人女性とトラックの荷台で不適切な動画を撮影し、入管当局によるブラックリスト入りが検討されている事件に続くもので、観光地のイメージ悪化が懸念されています。