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アイランド エスケープ ブラサリ宿泊記~タイ南部プーケットのココナッツ島に今すぐ戻りたい!<PR>

2025年7月16日 配信

バンコクからプーケットまでは、飛行機でおよそ1時間半。さらに車で1時間ほど走ると、プーケット東岸の港に到着します。ここには、リゾート「アイランド エスケープ ブラサリ(Island Escape Burasari)」の専用カウンターが設けられており、チェックインを済ませたあとは、ウェルカムドリンクとクッキーをいただきながら、スピードボートの出発を待ちます。これから始まる“島の時間”への期待が、少しずつ高まってきます。

今回2泊3日で滞在した「アイランド エスケープ ブラサリ」は、プーケット本土から船でわずか10分ほどの、ココナッツ島(マプラオ島)に位置するブティックリゾート。島全体がヤシの木に覆われ、目の前には白砂のビーチが広がっています。静けさの中で過ごすもよし、プールやスパ、ウォータースライダーなどの施設を満喫するもよし──滞在スタイルに応じて表情を変えてくれる、自由度の高いリゾートです。

訪問時はちょうど雨季(6月〜10月)にあたっていましたが、初日と2日目は青空が広がり、滞在にはまったく支障のない好天に。最終日はスコールがありましたが、長く続く雨ではなく、すぐに晴れ間が戻るという、南国らしい空模様でした。タイの雨季は1日中雨が降ることは少なく、晴れ間が見えることも度々あるので、雨季だからといってビーチリゾートをあきらめる必要はなさそうです。

スポードボートでホテル専用の桟橋に到着

やがてボートがココナッツ島の専用桟橋に到着。

小さな入り江に面したその場所では、スタッフがタイの伝統楽器を打ち鳴らし、歓迎のダンスで迎えてくれました。手渡された花飾り「マーライ」の香りと、海風の匂いがまじり合い、静かに旅の始まりを実感します。

そのままカートに乗り込み、緑のトンネルを抜けるようにしてそのまま客室へ。ようやくたどり着いたこの島での時間が、ゆっくりと動き始めました。 

プライベートプールヴィラに到着

今回はちょっと贅沢にプライベートプールヴィラ「Three-Bedroom Oceanview Pool Villa」に滞在しました。

カートでヴィラに到着すると、スタッフさんたちが並んでお出迎え。

玄関を入ってまず目に飛び込んでくるのは、ビーチが見える開放感のあるオープンエアのリビング・ダイニング。

大きなソファとキッチンエリア、そして広々としたダイニングテーブル、さらにはビリヤード台が配置されており、まさに“暮らすように滞在する”ことができる構成です。専用のプールもすぐ目の前にあるという贅沢すぎる作りになっています。

テーブルには歓迎のココナッツウォーターが用意されていて、腰を下ろすとささやかなウェルカムマッサージまでしていただけて、バンコクからの移動の疲れがふっとほどけていくようでした。

この共用スペースから3つの寝室へとつながっており、それぞれがしっかりと独立したプライベート空間になっています。今回はそのうちのひとつのベッドルームをご紹介します。

室内には大きなベッドとテレビが備えられ、広々としたテラスにはくつろぎ用のチェアが置かれていました。

テラスからは海を望むことができ、朝も夜も静かな時間を楽しめます。

大きなバスタブは室内に。

バスルームはゆとりあるつくりで、大きな洗面スペースに、シャワールームとトイレ。シャンプーやボディソープなどのバスアメニティはすべてココナッツの香りで統一されており、トロピカルな雰囲気に包まれます。

また、歯ブラシやカミソリなどの基本的なアメニティも揃っていて、手ぶらで訪れても困ることはありません。ビーチバッグやビーチサンダルや傘も部屋に用意されていました。

さらにライトや空調、電動開閉カーテンなど最新のシステムが備えられ、電話の代わりにタブレットでフロントやルームサービスに連絡します。敷地内での移動用カートもこのタブレットで呼ぶことになります。

冷蔵庫はリビングダイニングに1台あり、グループでの共有スタイルですが、各部屋の独立性は高く、滞在中にプライバシーが気になることはありませんでした。

自然の中にいながら、快適でスタイリッシュな滞在ができる──そんな一棟でした。

さらにこのヴィラのプールで浮かばせる朝食「フローティング・ブレックファスト」も楽しめます。

パンやトロピカルフルーツ、ジュースなどが彩りよく並んだトレイが水に浮かび、まるで絵のような朝のひとときに。リゾート気分を一層盛り上げてくれるこのサービスは、記念撮影にもぴったり。ぜひ写真に収めて、旅の思い出の一枚にしてください。

リゾート内の他の客室タイプも多彩

今回滞在したのはヴィラタイプでしたが、リゾート内にはそれ以外にも魅力的な客室タイプが揃っています。

たとえば、目の前に大きな共用プールが広がる部屋、2階建て構造のメゾネットタイプ、さらには室内にボルダリングウォールが備えられた、子ども連れのファミリー向けルームまで。旅のスタイルや予算、同行者にあわせて最適な一室を選べるのも、このリゾートならではの魅力です。

どの部屋も、自然と調和した落ち着きある色調と、ミニマルながら機能的なインテリアでまとめられていて、リラックスした滞在を支えてくれます。

海を望むレストランで、美しく、美味しく

フロントロビーのあるエリアには、ふたつのメインレストラン「It’s Everything Restaurant」と「DA BEPPE」があります。どちらもオープンエアで開放感があり、海を眺めながらの食事が楽しめる贅沢な空間です。提供される料理の内容は共通しているようで、タイ料理からインターナショナルメニューまで、幅広い選択肢が揃っています。

 

驚かされるのは、どの料理も味はもちろん、盛り付けがとにかく美しいこと。皿の上に色彩が踊るようで、運ばれてくるたびに自然とカメラを向けたくなる──そんな食事が続きます。ピザやパスタといった親しみのあるメニューもしっかり美味しく、ステーキなどの肉料理も満足度の高い仕上がりです。

タイ料理では、南部発祥の「世界一美味しい料理」とも言われるマッサマンカレーが印象的でした。優しい甘さとスパイスの香りが絶妙で、旅の食卓にしっかりとしたアクセントを添えてくれます。

美味しくて美しい料理の数々。

さらにはこんな料理も。

また、スイーツの飾り付けを自分で楽しめるDIY体験もあり、ただ食べるだけでなく「参加する楽しさ」が随所に盛り込まれていました。

竹林でのヒーリング体験

カートで向かったのは、ホテルの敷地内の静かな一角にある竹林。

そこではスパのスタッフさんたちが、冷たいお絞りで出迎えてくれました。

まずはタイの伝統的な「ハーバルボール」づくりを体験します。テーブルにはレモングラスやタマリンド、生姜などのハーブがずらりと並び、それぞれを布に包んで自分だけのハーバルボールを仕上げます。

続いて、竹林の中に設けられたビーチチェア風の椅子に座り、目を閉じて鐘の音に耳を澄ませながら深呼吸。

ゆったりとした時間の中でリラックスしたら、肩や背中をスタッフが優しくマッサージしてくれます。森の音と香りに包まれながら、心身ともに癒やされていくような感覚に。

仕上げは「竹茶」。竹の筒で沸かしたお湯で入れたお茶は、ほんのりとした甘みと竹の香りが感じられるやさしい味わい。自然とともに過ごすこのひとときは、まさに心に残る癒しの時間でした

スパで過ごす静かな時間

今回はスパも体験しました。案内されたのは、竹林の奥にひっそりと佇むスパルーム。あまりに広い敷地をもつこのリゾートでは、スパ専用の施設もいくつか点在しており、それぞれが独立した静かな空間として設計されています。

スパルームに入ると、まずは足を丁寧に洗ってもらい、施術用のベッドへ。心地よいアロマの香りと、柔らかな音楽に包まれながら横になると、そのあとの記憶はほとんどありません。気づけば1時間が経っていて、まるで深い眠りに落ちていたかのような、穏やかな時間が流れていました。

施術後は、レセプションで温かいお茶をいただきながら、少しだけ現実に戻るひととき。最後にセラピストさんへ、気持ちとして100バーツのチップを渡しました。言葉では表せないほどの癒しとやさしさに、静かに感謝の気持ちが湧いてきます。

「Sunrise Lounge」でのアフタヌーンティー

ヴィラタイプに宿泊すると、敷地内にある「Sunrise Lounge」でのアフタヌーンティーが利用できます。ブッフェスタイルで並ぶのは、彩り豊かなスイーツからセイボリーまで。好きなものをお皿にのせて、海を望むテラス席へ。まるで絵の中に入り込んだような優雅な時間が過ごせます。

特設バーもあり、カクテルやスパークリングワイン、ジュースなどドリンクの種類も豊富。夕方前のひとときを贅沢に演出してくれます。

中でも印象的だったのが、サーモンのクロワッサンサンド。バター香るクロワッサンに、チーズとスモークサーモンがたっぷりと挟まれていて、噛んだ瞬間に思わず笑みがこぼれました。晩御飯のことを考えるといくらでも食べられそうでしたが……今回は2個で我慢。

ちなみにこの場所は「Sunrise Lounge」の名の通り、朝になると海から昇る朝日が美しく見える“サンライズポイント”にもなっています。静かに空の色が変わっていくのを眺める時間も、ここでしか味わえない贅沢のひとつでした。

リゾートアクティビティの魅力

「アイランド エスケープ ブラサリ」では、滞在中に楽しめるアクティビティが非常に豊富に揃っています。

ウォーターアクティビティなら、スイミング、カヤック、シュノーケリング、スタンドアップパドルボード(SUP)、フィッシングなど。

陸上ではビーチバレー、ヨガ、ムエタイ体験、トレイルランニングなど。ほかにもタイ料理のクッキングクラスやカクテル作り体験、パズルや宝探しのような軽いゲームまで、種類は多岐にわたります。

中でも印象的だったのが、桟橋からの魚釣り、ビーチでの朝ヨガ、そしてカヤック体験。どれも自然の中でのびのびと体を動かすことができ、リゾートらしい時間を満喫できました。ただ、全部楽しむには時間が足りなすぎるのです!

宿泊エリアの目の前には広々としたプールもあり、プールサイドで読書をしたり、のんびりと過ごすだけでも贅沢な気分に。

滞在スタイルや体調に合わせて自由に選べるアクティビティの数々は、リゾート全体に心地よいリズムをもたらしてくれます。

海辺で味わう、もうひとつの夕暮れ──「EAT Restaurant」

ビーチのすぐ前に建つ「EAT Restaurant」は、シーフードとタイ南部の味を中心にしたレストランです。営業は昼12時から夜11時までですが、訪れるならやはり夕暮れ時。空がゆっくりと色を変える浜辺を眺めながら、静かなディナーを楽しむことができます。

入口には、その日水揚げされたと思われる魚やイカ、エビなどが並び、カービングを施されたフルーツや野菜と共に美しく飾られていました。

キッチンはオープンスタイルで、料理人が目の前で丁寧に調理し、最後の一皿を美しく仕上げていく様子が見られます。

もちろん料理はどれも丁寧に仕立てられていて美味しいのですが、特に印象に残るのは、その一皿一皿の飾り付けの美しさでした。リゾートの記憶に、確かな余韻を残してくれるディナーでした。

クッキングクラスでタイ料理

さらに同レストランでは、クッキングクラスも体験しました。作った料理は、そのままランチとしていただきます。

この日作ったのは、世界三大スープのひとつとも言われる、辛くて甘くて酸っぱい「トムヤムクン」、タイ式焼きそばの「パッタイ」、そしてバナナを使った伝統的なタイのスイーツ「クルアイ・ブアット・チー(กล้วยบวชชี)」の3品です。

クラスでは、シェフが付きっきりで丁寧に教えてくれるので、初めてでも美味しく仕上がることは間違いありません。また、レストランで提供される料理と同じように、美しく盛り付ける工程も楽しく、料理そのものだけでなく“魅せ方”も学べる貴重な体験となりました。

最後には修了証をいただき、クラスで使ったエプロンはそのままプレゼントしてもらえました。料理の技術だけでなく、楽しい思い出も一緒に持ち帰ることができました。

朝のココナッツ島ビレッジツアー

滞在中、ホテルスタッフの案内で早朝のビレッジツアーにも参加しました。サイドカー付きのトゥクトゥクがホテルまで迎えに来てくれて出発です。

まず訪れたのはゴム農園。島の主要産業のひとつであるゴムの木が整然と並び、早朝から作業をする様子を見学できます。

続いて案内されたのは、島で一番のお金持ちの家。広い敷地にはバナナ、ロンゴン、ドリアン、パッションフルーツなどの果樹が生い茂ています。

池ではプラーニン(ティラピア)が養殖されていました。エサやり体験もさせてもらい、楽しいひとときに。

ちなみにこちらが案内をしてくれたホテルのスタッフさん。インドネシア出身です。

また、島で最初に建てられたという築100年を超える伝統的な家屋も見学。今なお残るその姿に、島の歴史を感じます。

ビーチではおじいさんによる網漁の様子を見学。

小さな魚と小さなカニが1匹づつ。すべて海へと戻していました。

果物の王様ドリアンを丸ごと1個購入して、みんなでシェアする場面も。臭い臭いと一部で忌み嫌われますが、新鮮なドリアンはそれほど臭いません。きっと美味しく食べられるはず!

さらに、島民が飼っているカニの水槽も見学。そこにはなんとカブトガニの姿も。カニは300バーツ分購入し、調理済みをホテルに運んでもらいました。素朴ながらも味わい深いひと品でした。

島には猫が多く暮らしており、犬の姿はまったく見かけませんでした。なお、島民の多くがイスラム教徒です。

日常とは異なる暮らしの風景に触れられるこのツアーは、ぜひ参加してほしい体験のひとつです。

朝食

朝食は、レセプションのあるエリアにあるオープンエアのレストラン「It’s Everything Restaurant」へ。朝6時半からスタートしており、早起きしてサンライズを見た後に、海を眺めながら朝の一皿を楽しむのもおすすめです。屋根のないパラソルの席もあり、天気の良い日にはそちらを選びたくなります。

エッグステーションでは好みの卵料理をオーダーでき、今回は“全部入り”のオムレツをリクエスト。ふわっとした仕上がりで朝から満足感のある一品でした。

タイの屋台風ヌードルスープが味わえるコーナーもあり、その場で麺や具材を選べるのも楽しいポイントです。

そのほか、ハム、チーズ、ソーセージ、サラダ、各種パン、タイ料理のおかず、洋食メニューも充実。

 

甘い中華まん(カスタード入り)と南国フルーツで締めくくる朝食は、リゾートでの一日の始まりにふさわしい満たされた時間でした。

ココナッツ島からの出発

チェックアウトを済ませ、カートで桟橋へ向かうと、そこにはスタッフの方々がずらりと並んで待っていてくれました。船が出航するその瞬間まで、笑顔で歌を歌いながら、ずっと手を振り続けてくれるその姿に、胸がじんわりと温かくなります。

また戻ってきたい──そう自然に思わせてくれる、心のこもった見送りでした。

「アイランド エスケープ ブラサリ」での滞在を終えて

「アイランド エスケープ ブラサリ(Island Escape Burasari)」での2泊3日は、自然に包まれながらも快適に過ごせる、贅沢で静かな時間でした。ココナッツの香り、海の景色、そして人のあたたかさ。それらが調和して、“ただの南国のリゾート”では終わらない、記憶に残る体験となりました。

朝のビレッジツアーで島の暮らしにふれ、クッキングクラスではタイの味を自分の手で作る楽しさを知り、青く澄んだ海では何度も心をほどきました。どの瞬間も、流れる時間はやわらかく、深呼吸するような心地よさがありました。

大切な人との旅行にも、静かに自分を整えたい時にも、ふと思い出して再訪したくなる──そんな場所が、プーケットのすぐ沖に確かに存在しています。

アイランド エスケープ ブラサリ  Island Escape Burasari 

[所在地]
94/4 Moo 6, Tambon Koh Kaew, Amphoe Muang, Phuket 83200 Thailand
[電話]
rsvn@isescape.com
[メール]
rsvn@isescape.com
[ウェブ]
https://isescape.com/
https://www.facebook.com/IslandEscapeBurasari
https://www.instagram.com/islandescape_burasari/

 

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