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カシミアとは、カシミアヤギから取れた毛のことで、軽くて柔らかくて温かい、そして生産数が少ない希少な高級素材として知られています。
そんなカシミヤのショールやストールなどを取り扱っているのが、バンコク・トンロー通りのニッコーバンコクに併設されたギンザトンロー内の「カシミール(kashmir)」です。
カシミアの語源になっているのが、インド北部とパキスタン北東部の国境付近にひろがる山岳地域のカシミール。今回訪問したバンコクのカシミヤ専門店「カシミール」の店主もカシミール出身です。
今でも店主のご家族はカシミールに在住し、ストールや絨毯などの生産を行っています。そこで生産されたものが、トンローのお店で販売されるんです。つまり生産から販売までファミリーで営んでいるので、サイズに質に模様にカラーも、お好みのカシミヤをオーダーメイドできるのだとか。しかも安価で。
これがカシミヤヤギの写真と、本物のカシミヤ素材です。
毛の一本一本がとても細いため、羊のウールのようにチクチクせず、肌触りがとっても柔らかいのがカシミヤの特徴。しかも、とっても温かい。一度手に取って触れてみれば、その違いは明らかでしょう。
価格は大きさによっても変わってきましが、棚に並んでいるもので5000バーツ(約1万8000円)前後。カシミアの価値を知っている方なら、むしろ安価と思われるのでしょうね。なお、店の奥には、更に高価な商品もストックされているのだとか。
またシルク製品の品揃えも豊富。タイのシルクでなく、インドのシルクです。
例えば、某有名店のシルクのショールと同ランクの商品の場合、ここ「カシミール」ではブランド的価値が入らない分、かなり安価で入手が可能なのだとか。
「カシミール」では、ショールやストール以外にも品揃えが豊富です。服にテーブルクロス…
この壁掛けは、絨毯に本物の宝石が散りばめられたもので、日本円にして百万円ほど。
数百バーツのちょっとしたお土産も並んでいて、トルコ製やイラン製の小物なども展示されています。
「カシミール」で、機会があればぜひ手に入れたいのがシルク製の絨毯。 目が非常に細かいシルク製の絨毯は中にホコリが入り込まないためダストフリー。叩いてもホコりが全く出ないなんて、この暴露ブーム(?)の今の世の中にピッタリですね(笑)
例えば、下の写真で店主が座っているブルーのシルクの絨毯は、とても大きなサイズで14万5000バーツ(約54万円)。それが今なら20%オフで11万6000バーツ(約43万円)。高級な絨毯は洗浄やメンテナンスをしながら何十年も使用出来るので、例えば50年使ったとして年間8600円ですって!安い!
ちなみに良い絨毯は使えば使うほどアンティーク的価値が上がることがあるようで、古くなった絨毯が購入時よりも高く売れるなんてことがあるかもしれませんね。
なお「カシミール」では絨毯の洗濯も受け付けており、2メートル×3メートルのサイズで1万5000バーツ(約5万6000円)。洗濯から乾燥までは1週間ほどかかるのだとか。また受け取りと配達は無料だそうです。
「カシミール」の店主によると、高品質なカシミヤの商品やシルクの絨毯は、とにかく直接見て、触れてほしいとの事。商品を購入しなくても全く問題ないので、その良さを感じにお店に来てくださいと話していました。
なお、いまなら全品20%オフを実施中です。
[営業時間]
11:00 ~ 21:00
[住所]
27 Nikko Hotel Bangkok 3rd floor, room no. 318, Ginza Zone
Soi Sukhumvit 55 (Thonglor) Sukhumvit Road, Wattana District, Klongton Nua. Bangkok 10110 Thailand
[電話]
094-546-6393
[メール]
ca.cashmere.artisan@gmail.com
[ウェブ]
https://www.kashmirscarvesandmore.com/
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