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タイ北部チェンマイ県ムアン郡で2026年11月1日未明、若者グループ同士の乱闘で負傷した人を助けようとした24歳の女性看護助手が、ピックアップトラックにはねられて死亡しました。警察は11月2日、車を運転していたミャンマー国籍の20歳の男の身柄を拘束したと発表しました。
事件が発生したのは、チェンマイ市内のスーパーハイウェイ、ドンチャン橋付近です。
警察によると、若者の2つのグループがSNS上で対立し、直接会って争うことを約束していました。警察官が現場に駆けつけたため一度は解散しましたが、その後、車やオートバイで追いかけ合い、再び乱闘となりました。
この騒動でオートバイが転倒し、負傷者が発生しました。
死亡したのは、チェンマイ大学医学部付属マハラート・ナコンチェンマイ病院に勤務していた24歳の女性看護助手です。
女性はオートバイで現場付近を通りかかった際、倒れている負傷者を発見しました。救護のために停車して近づいたところ、若者グループのピックアップトラックが突っ込み、はねられました。
女性は重傷を負い、駆けつけた救助隊が心肺蘇生を行いましたが、死亡しました。
現場ではオートバイ計5台が損傷していたことも確認されています。
事故後、ピックアップトラックの運転手は現場を離れましたが、11月1日午前に車両とともにメーピン警察署へ出頭しました。
運転手は、対立するグループから銃撃されるのを避けようとして頭を下げて運転していたため、前方が見えずに衝突したと説明しています。
しかし、警察はこの説明について慎重に調べており、スピードの出し過ぎや危険な運転がなかったか確認しています。
11月2日、メーピン警察署長は、ミャンマー国籍の20歳の男を拘束したと発表しました。
また、乱闘に関与した2つのグループについても、それぞれ約20人の関係者を特定しており、出頭を求めて事情を調べています。
チェンマイ大学医学部は、女性の死を受けて追悼のメッセージを発表しました。
大学側によると、女性は当時勤務中ではありませんでしたが、負傷者を見つけて自ら救護に向かいました。
大学は、女性が示した思いやりと他者を助けようとする姿勢をたたえ、遺族に哀悼の意を表しています。
警察は引き続き、乱闘に関与した関係者の責任や、女性が死亡した事故の詳しい経緯を調べています。
※出典
Thai PBS・20歳の運転手拘束に関する報道(2026年11月2日)
Chiang Mai CM108・チェンマイの乱闘と女性看護助手死亡事件(2026年11月1日)
Chiang Mai News・チェンマイ大学医学部の追悼発表(2026年11月2日)
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