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タイで「Taobao Thailand」関係者を逮捕、無許可の人民元両替・送金サービス疑惑

2026年11月3日 配信

タイ警察中央捜査局(CIB)は2026年11月1日、バンコク都バーンケーン区で、無許可の決済サービスや人民元の両替、国際送金を行っていた疑いで、「Taobao Thailand」などのウェブサイトを運営する会社を摘発し、タイ人の取締役の男(38歳)を逮捕したと発表しました。関連する銀行口座では、過去1年間に1億7,000万バーツを超える資金の動きが確認されています。



中国通販サイト向けの両替・送金サービス

警察によると、捜査はタイ中央銀行(BOT)からの情報提供を受けて始まりました。

問題となったのは「Fupay([www.fupay1688.com)」と](http://www.fupay1688.com)」と「Taobao)[「Taobao](http://www.fupay1688.com)」と「Taobao) Thailand([www.taobao.co.th)」の2つのウェブサイトです。](http://www.taobao.co.th)」の2つのウェブサイトです。)

これらのサイトでは、人民元などの外貨両替、電子決済サービス「Alipay」への送金、中国の通販サイト「1688」「Taobao」「Tmall」で商品を購入するための決済代行サービスなどを提供していたとされています。

利用者が会員登録すると電子ウォレットが作成され、入金や出金、商品購入時の支払いができる仕組みでした。

しかし警察の調査では、運営会社はタイ中央銀行から必要な許可を取得していなかったということです。

年間1億7,000万バーツ超の資金移動

警察はバンコク都バーンケーン区ター・レーン地区にある3階建てのタウンハウスを捜索し、ノートパソコン4台、携帯電話5台、書類1ファイルを押収しました。

捜査では、関連する銀行口座5つで過去1年間に合計1億7,000万バーツを超える資金移動があったことも判明しました。

さらに、このうち人民元の両替や送金に使用されていた2口座について、オンライン犯罪に利用された銀行口座との関連が確認されたとしています。タイ警察のオンライン詐欺対策センター(ACSC)の情報によると、関連する金額は27万バーツを超えています。

警察は、これらの資金の流れについて引き続き捜査を進める方針です。

タイ中央銀行が認可する事業者の利用を呼びかけ

今回の事件では、運営会社が法人として、38歳の取締役が個人として、それぞれ無許可の決済サービス運営や外貨両替、国際送金に関する容疑で法的手続きの対象となっています。

警察は、電子ウォレットや送金サービスを利用する際には、タイ中央銀行の認可を受けた事業者を選ぶよう呼びかけています。

事業者の認可状況は、タイ中央銀行の「BOT License Check」で確認できます。
タイ中央銀行 BOT License Check

なお、今回摘発された「Taobao Thailand」という名称のウェブサイト運営会社と、中国の大手通販サイト「Taobao(淘宝)」の運営企業との資本関係については、確認されていません。

※出典
\FM91・バンコクで無許可の電子決済・人民元両替サービスを摘発(CIB発表内容)\
\Thai Post・無許可の電子決済サイト摘発、資金移動1億7,000万バーツ\
\The Nation・Taobao (Thailand) director arrested over unlicensed payment and FX services\