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タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相兼内務大臣は2026年9月5日、南部スラタニ県サムイ島で動物園のオーナーを脅迫したとして有罪判決を受けたイスラエル人男性について、タイ国外への退去を命じました。Bangkok Postによると、8月28日に施行された新たな国外退去規則の下で、退去を命じられた最初の外国人となります。
国外退去命令を受けたのは、イスラエル人のY氏です。
Y氏は、サムイ島の動物園「Samui Exotic Park」をめぐるトラブルの中で、タイ人女性オーナーに対して生命や身体に危害を加える趣旨のメッセージを送ったとして起訴されました。
サムイ裁判所は刑法第392条に基づき、当初、禁錮1カ月と罰金1万バーツを言い渡しましたが、本人が罪を認めたことなどから刑を半減。最終的に禁錮15日、罰金5,000バーツとなり、禁錮刑については2年間の執行猶予が付けられました。
この事件をめぐっては8月、Samui Exotic Parkのオーナー側とイスラエル人観光客らとのトラブルが表面化し、SNS上での脅迫などをめぐって警察や関係当局が対応していました。
タイ政府は8月28日から「国外退去に関する首相府規則 B.E.2569(2026年)」を施行しました。
新規則は、外国人がタイの法律に違反した場合などに、関係機関が情報を共有し、国外退去の手続きをより明確かつ迅速に進められるよう定めたものです。
対象には、不法入国・不法滞在、不法就労、外国人事業法違反、政府文書の偽造や不正使用、一定の重大犯罪などが含まれます。
タイ政府広報局によると、国外退去に関する法律自体は以前から存在していましたが、新規則によって関係機関の手続きや連携方法が明文化されました。
今回、内務省はオハヨン氏の行為について公共の秩序や善良な風俗、公共の利益に反すると判断し、国外退去命令を出したと報じられています。
なお、タイ政府は8月25日の時点で、サムイ島の動物園オーナーを脅迫・嫌がらせした外国人観光客について、すでにビザを取り消したことを明らかにしていました。
今回の措置は、8月28日に施行された新たな国外退去規則が実際の国外退去命令に適用された最初のケースとして注目されます。
※出典
Bangkok Post
タイ政府広報局「Thailand Enacts New Deportation Regulation to Strengthen Legal Clarity for Foreigners」
タイ政府広報局「Relevant Agencies Link Data to Manage Deportation of Law-Breaking Foreigners」
タイ政府「“รมว.สุรศักดิ์” เผย ถอนวีซ่านักท่องเที่ยวกร่าง」
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