|

タイ南部スラタニ県サムイ島の「Samui Exotic Park(サムイ・エキゾチック・パーク)」のオーナーが脅迫を受けたと訴えている問題で、タイ当局が関係する外国人観光客のビザを取り消したことが明らかになりました。スラサック・パンジャルーンウォラクン観光・スポーツ相が2026年8月25日、閣議前に首相府で記者団に明らかにしたと各報道が伝えています。
★こんな記事も読まれています★
サムイ島の動物施設「イスラエル人入場拒否」問題、タイ内務省が仲裁へ
[sc name=”in-article_ads” ][/sc]
報道によると、スラサック観光・スポーツ相は25日午前10時ごろ、サムイ島で起きている問題について報告を受けていると説明。動物園オーナーへの脅迫問題に関係した外国人について、すでにビザが取り消され、タイに滞在することができなくなったと明らかにしました。
ただし大臣は、ビザを取り消された人物の氏名や国籍、入管当局がビザを取り消した法的根拠などについては明らかにしていません。また、今回の一連の問題で過去に処罰を受けたイスラエル人男性と同一人物なのか、別の関係者なのかも確認されていません。
スラサック観光・スポーツ相は、外国人観光客を国籍によって一律に扱うのではなく、問題が発生した場合には個別に対応するとの考えを示しました。
この問題をめぐっては、Samui Exotic Parkの35歳の女性オーナーが8月24日、夫らとともにバンコクの中央捜査局(CIB)の相談窓口を訪れ、イスラエル人観光客のグループから脅迫や嫌がらせを受けたとして警察に申し立てを行いました。
女性オーナーは、入場料をめぐるトラブルや動物への不適切な行為などが繰り返されたため、グループの入園を拒否。その後、家族への危害や自宅、動物園への放火をほのめかすメッセージを受けるようになったと主張しています。これらは現時点では動物園側の訴えであり、捜査当局によってすべての事実関係が認定されたものではありません。
また、一連の対立では動物園側がパレスチナ旗を掲げたことなども問題を複雑化させ、当局は個人的な争いが宗教や民族をめぐる対立に発展し、サムイ島の治安や観光に影響することを警戒していました。8月22日の段階では、治安当局が対立する外国人双方についてビザ取り消しと国外退去を求めるための情報を集めているとも報じられていました。
スラサック観光・スポーツ相は25日、タイは法律や文化を尊重するすべての観光客を歓迎するとした一方、国外で生じた対立をタイ国内に持ち込むことは認めないとの姿勢を示しました。
また、外国人による問題が発生した場合には迅速に対応するよう、県当局や観光警察、地方警察などに指示が出されていると説明しています。
今回のビザ取り消しについて、入国管理当局などによる個別の公式発表は現時点で確認されておらず、観光・スポーツ相が記者団に明らかにした内容をタイメディアが報じています。
※出典
The Nation「Thailand revokes visa over alleged Koh Samui zoo bounty」
Khaosod English「Samui zoo owner files complaint over alleged threats from Israeli tourists」
TV5HD「เจ้าของ “สมุยเอ็กโซติก ปาร์ค” ร้อง CIB ถูกกลุ่มอิสราเอลข่มขู่คุกคาม-ขู่เผาสวนสัตว์」
関連記事
新着記事